アイスリボン202板橋大会観戦記 メイン

ICEX60選手権試合

さくらえみvsみなみ飛香

前回の板橋大会から約一月半、紆余曲折ありながらも周囲に挑戦者としての勢いを認めさせた飛香が堂々臨むICEX60戦。
ベルトのみならず、自身がデビューした板橋の地で、恩師・さくらへの挑戦というシチュエーションに強いこだわりを見せる飛香。
一方のさくらは「さくらえみに勝とうとするなら、私の勝ちでしょう。人間として私は負けない。」と強気な発言。
飛香は磨き上げ続けた一撃必殺のブロックバスターで、さくらの牙城を崩し、現役高校生チャンピオンとなる事が出来るか?

飛香は黄色地に黒の水玉という目映い色使いに、スカートの付いた新衣装で登場。顔文字はなし。
続いてさくらがリングインすると、飛香の眼前まで近づいてガンを飛ばす。
ベルト返還式の後、ゆっくりと握手をかわしてゴング。

ヘッドロックを仕掛けたさくらを、飛香はロープへ振ってリープフロッグ。
アームドラッグで投げ合うと、いきなりのロープワークに弱音を吐くさくら。

仕切り直して、今度は飛香がヘッドロックからロープへ振ってショルダーアタック。
さくらがリープフロッグを真似て飛ぶも、付き合わない飛香。
さくらはごまかすように同じ姿勢でジャンプを繰り返す。
飛香が右手を高く上げると、全く手が届かないさくら。
髪を掴んでヘアホイップで投げ、ストンピングを落とす。

コーナーへ振られた飛香は三角跳びボディアタックを返し、足4の字固めへ。
さくらが反転を狙うも返させず。
すると、さくらは手拍子を煽って客席を味方に付けるが、やはりひっくり返せずにエスケープ。

飛香がロープ振ろうとすると、さくらはカニ挟みで倒してレッグロック。
足を取ったまま前転して痛めつけ、吊り天井で持ち上げながら首を極める。
ストンピングを連打したさくら、起こしてジャイアントバックブリーカー。
コンプリートショットの要領でマットに叩きつけ、ダブルアームバックブリーカーへ。

さくら、飛香を逆さ吊りにして「さくらえみ、59.99999...」プレス。
ボディスラムを狙うさくらだったが、飛香は投げ返して「70kgだろ!」と挑発。
さくらも「70kgねぇよ!」と意固地になってボディスラムを試みるも、飛香が全て投げ返し「さくらえみは70kgだ!」

コーナーへ振ったさくらは、「さくらえみ、40kg!」プレス。
先ほどから20kgもサバ読みされた体重に、会場からブーイングが浴びせられるも、どこ吹く風のさくら。
コーナーに上がると、飛香がはりきりキックで撃墜。
エプロンで担いでのカミカゼ狙いはさくらがクリア、そのままエプロン上でエルボーを打ち合う。

飛香ははりきりキックで食らわせると、トップロープへ駆け上がって、そこからさくらにキック。
スワンダイブ式プランチャを見舞い、さくらをリングに戻してもう一度コーナーからプランチャ。
ミサイルはりきりキックを連弾で浴びせてカバーするもカウント2。

飛香のカミカゼ狙いをクリアしたさくら。
もう一度担がれると、今度は回転エビ固め。
逆水平を一撃食らわせてから、掟破りの逆カミカゼに行くが、飛香はすぐに十字固めで切り返し。
ヘッドスプリングで素早く起き上がり、助走付きの二段蹴り。
今度こそカミカゼを決めるが、カウント2。

続いてボディスラムの体勢に入る飛香を、さくらはドラゴンスリーパーに切り返し、スマッシュマウス。
コーナーへ上がると、飛香が追いついて雪崩式ブロックバスター。
さらに正調ブロックバスターを狙う飛香だったが、さくらはボディスラムで投げ返してリバーススプラッシュ。
ムーンサルトプレスを投下してカバーするも、飛香はブリッジで跳ね返す。

再びコーナー前に飛香を設置したさくらは、腕を回してアピールしながらコーナー上へ。
しかし、息を吹き返した飛香がエルボーで足止め。
雪崩式カミカゼを決めると、さくらはたまらず場外へ転がり落ちる。

10分経過。
飛香はスワンダイブ式場外フットスタンプを決めて追撃。
先に戻ってさくらのリングインを待つが、場外カウント10を過ぎても起き上がれないさくら。
苦しそうな顔を浮かべてエプロンに持たれながら、カウント18で何とかリングに生還。

すぐさま場外に落とした飛香は、さくらを担ぎ上げながらリングサイドを1周してカミカゼ。
瀕死のさくらがリングへ戻ろうとすると、蹴り落としてリングアウト勝ちを狙う飛香。
さくらはカウント18でどうにか転がり込む。

「負けてたまるか!」と気力を振り絞るさくらだったが、飛香はロープ伝いにクルクルと回って攪乱。
コーナー2段目からのボディアタックを食らわせ、ブロックバスターホールドを決めるがカウント2。
さくらはショートレンジなモンゴリアンチョップを放ち、素早くタイガードライバーを決めてダブルダウン状態に。

カウント9で立ち上がった両者はエルボーと逆水平の打ち合い。
強烈なさくらの逆水平を受けて動きが止まる飛香。
さくら、さらに3連打してロープへ走ると、飛香が追いかけてはりきりキック。
さくらはカウンターのトラースキックで逆転して押さえ込むも、飛香は必死にロープを掴んで命拾いする。

15分経過。
飛香のスクールボーイをクリアしたさくらがラ・マヒストラル。
飛香もこれをクリアしてスクールボーイで流れを切り、ロープへ走る。
逆さ押さえ込みで止めたさくらが再度ラ・マヒストラルも、飛香切りかえしてカウント2.9。

キックアウトしたさくらは張り手でダウンさせ、ミドルキック、延髄斬りと猛攻。
飛香がカウンターのブロックバスターホールドで一発逆転を狙うも、さくらはロープブレイク。
続くはりきりキックをキャッチされた飛香だったが、回転後ろ回し蹴りを返してカバー。
肩を上げたさくらに再びブロックバスターホールドを決めて、遂に3カウント!
飛香が初のICEX60戴冠を成し遂げた。

×さくらえみvsみなみ飛香○
(16分13秒 ブロックバスターホールド)
※第8代王者3度目の防衛戦に失敗。みなみが第9代王者となる

試合感想

飛香が3カウントを取った瞬間、会場中が沸きかえった。
技のミスも所々にあったりと、完璧な内容ではなかったかもしれない。
ただ、今回もこれまで見せた事無い動きをいくつも見せ、まだまだ伸びしろが大きい事を伺わせてくれた。
最後のブロックバスターホールドにも説得力があったし、飛香自身がこの1ヶ月半で本当に急速な成長を見せた。
そこを、この1ヶ月半に経た様々な紆余曲折を見てきたファン、みんなが後押ししての戴冠だったのではないかと思う。

同期のりほや聖菜と比べて表舞台に立つ事が少なかった飛香。
プロレス復帰してからの約1年半にも、何度も苦悩する彼女を見てきたので、ベルト姿は感慨深かった。
飛香ちゃん、王座獲得、本当におめでとう。

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