さくらえみ、帯広さやかvs志田光、藤本つかさ
マッスル帯ーナス不敗神話崩壊から1週間。
帯広とビーナスが今度は対角線上で相まみえる。
ちょうど24歳の誕生日にメイン出場を果たした帯広は、あらたな門出を自力勝利で飾れるか?
握手に応じると見せかけたマッスルビーナスが奇襲をかけて試合開始。
さくらも2人をコーナーへ振るが、藤本が三角跳びボディアタックで逆転。
ビーナスがサンドイッチドロップキックを食らわせ、「マッスルビーナス!」とアピール。
カウンターのクロスボディを返したさくらは、ロープを揺らしながら「よっしゃー!」とアピール。
帯広がタッチすると、「19時は女子プロレス!」と叫んでドロップキック19連発!
フラフラになりながらも最後までやり切ると、さくらとチェンジ。
さくらはヘアホイップで藤本を振り回し、「さくらえみ、1、2、3、OK!」と謎の掛け声をかけながら攻撃。
すると、藤本も「1、2、つっか!1、2、つっか!」とよく分からない号令と共に張り手を食らわせて、志田に繋ぐ。
さくらが志田をコーナーに押し込んでタッチすると、帯広が再び「19時は女子プロレス!」。
今度は19発の逆水平を叩き込んで、さくらに戻す。
吊り天井で持ち上げたさくらは、そのままマットに降ろしてサーフボードストレッチ。
リリースするとストンピング連打で追撃してロープへ走るが、志田はキチンシンクで反撃。
助走付きのドロップキックを連打して、藤本とチェンジ。
藤本はトーキックで襲いかかり、フェースバスター。
馬乗りになって「何が19時だ!」と20発のダブルハンドチョップを打ちおろす。
さらにヘアホイップで投げ捨て、コーナー踏みつけ。
ボディスラムを狙うも、さくらにさくらえみ斬りで引っ掻かれて動きが止まる。
5分経過。
さくらのボディスラム狙いをクリアした藤本、逆に投げ返して志田とタッチ。
志田が払い腰から腕十字に行くと、帯広がカット。
志田はさくらの腕をロープに絡め、藤本共に踏みつける。
志田がリストを捻りながらタッチを交わすと、藤本がコーナーからスレッジハンマー。
馬乗りになってアームブリーカーで痛めつけられたさくらは、ロープブレイク。
藤本はリング中央でキャメルクラッチに捕らえ、志田がダブルを宣言して側頭部に低空ドロップキック。
バックの取り合いとなるが、藤本は足を掬って膝十字へ。
帯広がカットインしようとするも、ここはレフェリーが厳しく制止。
それでもさくらが「帯広!」と助けを求めると、慌てて藤本に組み付くが、何がしたいか分からないまま志田に追い払われる。
結局、さくらは自力でエスケープ。
替わった志田が膝裏にストンピングを落としてアキレス腱固めに入るも、ロープ際だったため、さくらはすぐにエスケープ。
志田がもう一度足を取ると、さくらは大胆不敵なサミング。
それでも志田は離さず、さくらエスケープ
コーナーに振ると、さくらがカウンターのトラースキックを返すが、志田も串刺しエルボーでお返し。
藤本と合体ブレーンバスターを狙うも、さくらは2人に逆水平の乱れ打ち。
最後は同時に1発食らわせると、2人まとめてコーナーへ振り、「さくらえみ、70kg!」プレス。
何故か会場からは拍手が巻き起こる。
帯広がタッチを受けると、志田はニーリフト。
続く串刺しニーは帯広がかわし、スクールボーイ。
逆水平を放ち、そのままの勢いでダブルハンドチョップを連打。
ニーリフトで動きを止めた志田はブレーンバスターの体勢。
こらえた帯広が逆に持ち上げるも、ワキ固めで切り返され、さくらがカット。
志田は起こしてコーナーへ振り、串刺しニー。
飛びつきながらのココナッツクラッシュを決めてカバーするもカウント2。
10分経過。
志田にカナディアンで担ぎ上げられた帯広は、なりふり構わず指に噛み付いて脱出し、スクールボーイ。
スタルヒンチョップを食らわせて、さくらとチェンジ。
さくらは「さっきはよくもやったな」とダブルアームバックブリーカー。
藤本がドロップキックでカットに入り、志田はダブルアームをクリアしてドロップキック。
マッスルビーナスがサンドイッチミサイルキックを決め、志田がカバーに入るがカウント2。
さらにブレーンバスターを狙う志田だったが、さくらはドラゴンスリーパーに切り返し、スマッシュマウス。
ここで、やや息が上がった両者。
さくらが先に立ってバックドロップ狙いも、志田はロープを掴んでブレイク。
藤本がさくらの後ろから組み付くと、その後ろから帯広が引っぺがす。
さくらは再びバックドロップの体勢。
帯広にアシストを要求するが、志田にフロントキックで迎撃されて失敗。
志田が脇固めに捕らえると、さくらはエスケープ。
ブレーンバスターを決めた志田は、藤本とチェンジ。
藤本が飛びつき回転エビ固めに行くと、ヒップドロップで押し潰すさくら。
ダブルアームの体勢に入るが、今度は藤本が力強いリバーススープレックス。
続いてクロスボディで飛びかかるも、これはさくらがケブラドーラ・コンヒーロで切り返し。
リバーススプラッシュを放つと、藤本は足を立ててカットしようとするが、さくらもマットに着地して回避。
藤本はジャンピングキックで飛びかかって反撃。
志田が串刺しニーを食らわせ、藤本と合体ミサイルキックの連携攻撃。
さらにショーンキャプチャーで捕らえた藤本だが、エスケープを許してしまう。
勢いに乗るマッスルビーナス。
志田がロープ越しにさくらの顔面を膝で撃ち抜き、藤本が619。
ビーナスシュート狙いはコーナーでさくらに捕まるが、パワーボムを押し潰してPK。
カバーを自力で跳ね返したさくらは、カウンターのコンプリートショットで叩きつけ、帯広に繋ぐ。
帯広はドロップキックで続くと、エルボーを1発入れてからコーナー上へ。
しかし、志田に捕まってしまい、藤本が首投げで撃墜。
サッカーボールキック連打からPKを放つと、帯広は蹴り足をキャッチ。
さくらが足元を掬って倒し、帯広がスライディングキックを食らわせる。
15分経過。
逆水平を連打した帯広がロープへ走ると、志田がキャッチ。
藤本が延髄斬りを狙うも、上手く当たらず空振りに終わる。
それでも志田が顔面にニーを食らわせるが、帯広は助走を付けて強烈なスタルヒンチョップでダウンさせ、カバー。
藤本がカウント2で返すと、さくらがミサイルキックでアシスト。
帯広もコーナー2段目からのミサイルキックで続き、カバーを跳ね返されると逆片エビ固め。
苦しい状態の藤本だったが、志田がドロップキックでカット。
さくらが志田をバックドロップで追い払い、「帯広、絶対勝つぞ!」と声をかけながら藤本にタイガードライバー。
すると、正面から組み付いた帯広がハーフハッチホールド。
誰もが予想しなかった奥の手は藤本も返せず、3カウント!
帯広が自身の手で幸先良い24歳のスタートを切った。
さくらえみ、○帯広さやかvs志田光、藤本つかさ×
(16分41秒 ハーフハッチホールド)
試合感想
ツイッター上で、一体何の技かと波紋を呼んだ帯広のハーフハッチホールド。
ハーフハッチホールドと言えばアイスリボンでは引退したきのこの持ち技だったけれど、まさかそれを帯広が使うとは思ってもみなかった。
ただし、試合結果だけでは分からない部分を補足すると、組む手はハーフハッチ、軌道は低空ブレーンバスター、押さえ方はダブルアームというオリジナリティ溢れる動きだったのだけど(笑)
試合直後は本人もよく分かってなかったのか、「何とかハッチ」と言っていたらしいという情報も(※その後、ハーフハッチときちんと言っていたそうですが)。
何にせよ、帯広がスープレックス系の技を出し、しかもフォールを奪ってしまったことがサプライズだった。
技の精度は今後きちんと磨いていってくれることに期待したい。
逆に藤本にとってはキャプテンの座を逃した直後の大会で、帯広からフォールを奪われているという逆境続きの状況に。
対センダイガールズ、藤本は試合の鍵を握る存在だと思う。
今回はとても厳しい結果だったけれど、これを発奮材料に這い上がって欲しい。


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