アイスリボン301観戦記 第3試合

都宮ちいvs志田光

ちいはベルトを首に懸け、幟を手に登場。
ボディチェックを終えると両手を後ろ手に組み、志田をじっと見据える。
ちいから手を差し出すと、志田はやや警戒しながらゆっくりと手を取って握手。
両者そのまま手を出さずにコーナーへと戻る。

ゴングが鳴ると、ちいが低空ドロップキック。
四つん這いになった志田の側頭部をドロップキックで打ち抜き、セントーン。
ランニングエルボーを叩き込んでカバーするがカウント2。

コーナーへ上がったちいを、志田が追いかけて首投げで撃墜。
エルボーの打ち合いから睨み合って叫び声を上げる両者。
同時に仕掛けて志田がエルボーを放ったのに対し、ちいはボディーブローで意表を突く。

ロープへ飛ぶと、志田が払い腰。
ちいの右腕を首に巻き付けるようにキャメルクラッチに捕らえ、同時に足もロック。
さらに極楽固めへと移行して絞め上げる。

ちいがロープブレイクすると、志田はリング中央でカナディアンバックブリーカー。
トップロープに乗せ、助走を付けてフロントキック。
ずり落ちてロープにもたれたちいの顔面を、もう一度助走を付けて踏み抜く。

志田はリング中央に戻し、レッグロックに捕らえながらダブルチキンウィング。
ロープへ逃げられると技を解きながら突き飛ばし、コーナーへ振って強烈な串刺しニー。
ちいは思わず、その場にうずくまる。

アームドラッグで流れを変えたちい。
ロープへ飛んだ志田を追いかけてスッと足をかけ、ウラカン・ラナ。
これは踏ん張られてしまうが、DDTで切り返す。

志田がニーを放つも、ちいはブロックして足を取り、倒してハラグロック。
エスケープされるとコーナーから腰めがけてフットスタンプ。
ミサイルキックで追撃してカバー。
志田が返したところを脇固めに捕獲、そこから流れるように横十字で押さえ込むがカウント2。
今度は佐野クラッチで丸め込むがフォールならず。
ウラカン・ラナで飛び付くと、志田が切り返してフォール。

5分経過。
スリーカウントを繰り出す志田だが、ちいかわしてスクールボーイ。
ロープへ飛ぶが、志田がキチンシンクで反撃。
腕にフロントキックを入れ、STO。
荒鷲ドライバーを炸裂させてカバーに入るもカウント2。

志田はブレーンバスターの体勢に入るが、ちいこらえてバックへ。
そのまま後方へ倒してフォール。
カウント2で返した志田は、ちいの身体が浮き上がるほど強烈なキチンシンクで逆襲。
滞空式ブレーンバスターを決めてカバーに行くが、これもカウント2止まり。

スリーカウントでフィニッシュを狙う志田。
ちいにかわされると素早く腕十字へ。
一瞬の内に腕を伸ばしきったため、レフェリーが即座にストップ。
タイトルマッチ直前で星を五分に戻した。

×都宮ちいvs志田光○
(6分49秒 うでひしぎ逆十字固め)

勝利の喜びを爆発させ、意気揚々と引き揚げる志田。
一方、ちいはセコンドが腕にかけたコールドスプレーの缶をひったくって投げ捨て、悔しさを露わにした。

試合感想

二人の攻防がとても噛み合っていて、連戦を重ねる内に内容もレベルアップしてるのが分かる。
ただタイトルマッチ直前の前哨戦らしい緊迫感があまり感じられなかったな。
技術的な応酬ばかりで重みが無いというか。
ここでいう重みは当たりの強さではなく、背景に見える感情やドラマ。
2戦目や3戦目なら、この内容で充分かもしれないけど。

試合後にちいが悔しさを爆発させていた、ああいう情動をもっと試合を通して感じたい。
結局ちいvs志田でのIW19戦が正式決定してから、この前哨戦がアイスリボンでメインを飾る事は一度もなく、最後まで星取りゲームに終始してしまった感がある。
8戦目を終えて勝敗以上のドラマが何か生まれたんだろうか?
タイトルマッチでは、その問いに答えを見せてくれる戦いに期待したい。

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