真琴ofアイスリボン ラストマッチ さくらえみvs真琴 退団に際して、さくらと真琴がそれぞれの心情を吐露するVTR。 入場ゲートに姿を現した真琴はすでに大粒の涙をボロボロ流していた。 コーナーへ着いても、天を見上げたまま涙は止まらない。 一方さくらはリングインすると、ジッと真琴を見つめる。 試合前から対照的な両者。 真琴が握手を求めるが、さくらはパンッと払った。 試合開始。 まずは腰を落としてロックアップでの押し合い。 さくらが少しずつ押していってロープへ詰め、逆水平連打。 顔面を張ってから距離を取り、力比べに誘う。 真琴が応じると、フィンガーロックで押し込むさくら。 ストンピングを浴びせ、再び逆水平。 コーナーへ詰め、串刺し逆水平からベイダーハンマーと重たい打撃を連発。 鋭い無気力キックを返した真琴。 エルボーで向かっていくが、さくらが逆水平一撃で逆転。 ボディスラムで投げ捨てる。 さくらはダブルアームの体勢に入るも、真琴がリバーススープレックスで切り返し。 渾身のダブルチョップでダウンさせてカバーするがカウント2。 コーナーでさくらを踏みつける真琴。 ブレイクがかかると、さくらがローキックで攻勢に。 ミドルを叩き込んでから逆水平でダウンさせ、逆エビ固め。 どっしりと腰を落とし、「返してみろ!」と挑発。 だが、悲鳴を上げながら苦悶の表情を浮かべた真琴はプッシュアップでは無くエスケープ。 さくらがドロップキックを放つが、避けた真琴に対して「避けるな!」と激怒。 ストンピングを落としてヘアホイップ2連発し、髪を掴みながらチンロック。 アームドラッグからの裏十字で逆転を狙った真琴だったが、さくらは噛みついて脱出。 もう一度ドロップキックを放ち、吊り天井。 リリースすると、コーナーへ詰めてまたも逆水平。 座り込んだ真琴に「さくらえみ、70キロ!」を食らわせる。 さくらが立て続けに70キロを放つと、真琴はキャッチしてマットに落としサマーソルトドロップ。 W・W・ニーを見舞ってカバーするがカウント2。 続くダブルアームはさくらがこらえられれば、ブレイジングキックを発射。 ダブルチョップで逆転したさくらはリバーススプラッシュに出るも、真琴は剣山で迎撃。 今度こそダブルアームスープレックスホールドを決めるが、カウント2。 W・W・ニーで追撃する真琴だが、3カウントならず。 起き上がると、さくらが張り手からローキック。 真琴もチョップを返すが、重たい逆水平を受けるとどうしても後ずさってしまう。 ダブルチョップで盛り返した真琴だったが、さくらはロープへ括り付けて逆水平連打。 棒立ちになる真琴を見つめ、イラだった表情を覗かせながら叱咤する。 両手を広げて真琴に反撃させるさくら。 真琴は必死にエルボー、チョップを打ち込んで行くも、さくらの反撃を受けると後が続かない。 ロープへ飛んだ真琴を追いかけて、さくらがランニングエルボー。 真琴も伸びのある無気力キックで反撃し、さらにもう一発。 逆水平を返したさくらがロープへ飛ぶと、戻ってきたところをネックハンギングボムで叩きつけてカバー。 だが、これを返したさくらはスマッシュマウスでやり返す。 リバーススプラッシュを放ったさくらが次の攻撃に移るためコーナーヘ上がろうとすると、真琴が投げ捨てジャーマン。 リング中央でもう一度ジャーマンスープレックスホールドを決めるがカウント2。 さくらをファイアーマンキャリーで担いだ真琴は、デスバレーボム。 距離を取って、さくらの起き上がりざまにスピアーをクリーンヒットさせるが、カバーを跳ね返されてしまう。 ならばと、とどめのスピアーを狙う真琴だが、さくらはフロントネックでキャッチ。 グラウンドで締め上げて体力を奪い、急角度のバックドロップ。 すぐさまもう一度組み付いて2度目を狙うと真琴は必死に抵抗。 しかし、さくらは都合三発のバックドロップを決めてカバー。 真琴が返すとタイガードライバーで突き刺すが、これもカウント2。 さくらはダウンした真琴の手を握り、フィンガーロック。 エスケープされても離さずにいると真琴は自力で振り払って脱出。 無気力キックで反撃し、フライングボディアタック。 バックを取ると、さくらがこらえたため自ら離れてブレイジングクラッチで丸め込むがカウント2。 ボディスラムを決めた真琴だったが、さくらは逆さ押さえ込みで流れを切ってラ・マヒストラル。 キックアウトされれば、コーナーへ上がってクリオネ。 これもカウント2でロープブレイクされると、今度は二階からのニャンニャンプレス。 立て続けに二発食らった真琴は返せず、アイスリボン最後の試合で3カウントを聞いた。 ○さくらえみvs真琴× (18分32秒 二階からのニャンニャンプレス→片エビ固め) 試合感想 入場時から感情を抑えきれずに涙を溢れさせた真琴と、あくまで私情を切り離したプロレスラーの顔を見せるさくら。 この二人の差が、試合にも出ていた。 さくらは、極力グラウンドには付き合わずパワー差を活かした打撃を主軸に、あくまで勝つための試合運び。 どんな状況に置かれても、リングに上がればプロレスラーの顔になる。 テクニックやパワー、体格では無く、私情を越えて戦いに徹する事が出来るか? その意識差が、試合の勝敗を左右した一番の要因だったと感じた。 ただ、真琴が後半に見せた技の数々はものすごく気持ちが乗っていた。 特にスピアーはこれまで見せた中では一番。 感情の昂ぶりを試合全体を通してモチベーションへと転換する事が出来るようになれば、真琴はきっと大きく成長を遂げられるはず。 甘いようだけど、この試合に関しては真琴が積年の想いをぶつける事にも、大きな意味があったと思う。 最後の未練を断ち切れるきっかけになり、次へ進む事が出来るようになったのであれば、それでいい。 さくらと真琴のラストシングルマッチ、しっかりと目の奥に焼き付けました。
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オープニング 都「はい、みなさんこんにちは。崖のふちプロレス代表、松本都です。 今日は物好きにもこんなにたくさんのお客さん、誠にありがとうございます! 本日ですね、4回目となる崖のふちプロレス第四戦なんですけれども。 みなさん、今日初めて崖のふちプロレス観に来るよという方いらっしゃいますか? 拍手してください。」 わりと多くの拍手が。 都「おっ、素晴らしい。ありがとうございます。 そういう方々のためにちょっとですね、今日は名刺を作ってきたので。 皆さんに全員配って回りたいと思います。」 一人一人に名刺を配りながら崖のふちプロレスの説明を始める都。 都「崖のふちプロレスというのは、よろしくお願いします、松本都です(名刺を渡す)。 2011年5月25日に色々ありまして、ちょっと所属団体アイスリボン解雇となりまして。 一人で旗揚げをした団体、これが崖のふちプロレス、私の私による私のための団体、崖のふちプロレスです。 旗揚げ戦を6月3日のここ(レッスル武闘館)で、菊地毅選手とねワンマッチ興行でやりました。 で、7月10日にザ・グレート・サスケ選手とワンマッチ興行、横浜で213人超満員にしまして。 その同じ日に第三戦、vs藤本つかさ、この日もまさか213人ちょうどで。 第2戦、第3戦とも同日開催のアイスリボンに勝ってしまったという動員数で。 ちょっと、アイスリボンこそが崖のふちだと思うんですけれども、はい。 そういった原型を作った団体が、この崖のふちプロレスです。 団体の特徴というのは、自分による自分のための団体なので、自分のやりたい事をやってます。 プロレス以外にも歌対決、あと何をやったかな? あ、ブラック・スワン、バレエ対決ですね。 サスケさんとのあの伝説のブラック・スワン対決とか、あと何やりましたっけね? 朗読対決とかやりました、金子みすゞを菊地毅さんが朗読したりとか、結構すごかったんですけど。 もう色んな好きな事をやってます。」 リングサイドから階段上への客席へ、マイクの傍らに名刺配りは続く。 都「今日の相手、真琴さんなんですね。 8月21日アイスリボンを退団となる真琴選手と、初の本興行、女子選手参戦は初かな。 真琴さんとやります。」 客席から「つっかは?」と鋭いツッコミ。 都「あ、つっか。そうだ、ごめん! 真琴さんとやります、ですが真琴さん明日ですね、ちょうど明日...。 これ前説長いってみんな思ってると思うんですけれど、ちょっと前説長いって事を売りにしていきたいと思ってますので、ちょっと皆さん聞いてくださいね。 ということで、何を話してましたっけ?? で、明日ね、退団となってしまいます真琴さん、SMASHに移籍となりますね。 その最後の道場で試合をするのは、(この興行が)最後となります。 最後となりますね、そんな記念すべき今日です。 で、後楽園前日、こんなバタバタの日に崖のふちだなんて、ってみなさん思ったかもしれないんですけど。 私が真琴さんと当たれるのは本当にもう今日しか、この時しか無いんです。 どうしても真琴さんと当たりまして、1週間前ですかね、オファーをしたのが。 まぁ常日頃こんな感じなんですけど。 前回も(新宿歌舞伎町にある)ドロップキックのイベント、当日昼告知とかでやったりとか。 ちょっとギリギリな、ホントに。ガチでもう、ホントにね、綱渡りな感じの団体なんですけど。 1週間前、どうしても真琴さんとやりたくて、やりました。 この今日という日を、プレミアな一日ですね。 まぁ真琴さんは崖のふちプロレスの、向いてるか向いてないかと言えば、多分みんな向いてないと思うと思うんですけど。 結構崖のふちプロレスはプロレスの技術はもちろんなんですけど。 それ以外になんかちょっと、菊地さんとサスケさんっていう名前を聞いたらみんな分かると思うんですけど、ちょっとヤバイ感じですね、ホントに。 ちょっと危険な、何が起こっちゃうんだ、みたいな。みんなを心配させるような方を選んでるんですけど。 真琴さんはそういう人かっていったら、ちょっと自分はよく分からないんですけど。 でも、そんなちょっと違う感じの選手がこの崖のふちの世界にね、未知との遭遇的な。 ちょっとカオスな、真琴さんの新たな一面を引き出したいと思いました。」 都「この真琴さんへのオファー、結構難航しまして。 ね、大変だったんですよ。 (業界的に危険な発言があったため中略。) それはもう本当に大変で、もう総動員で頑張りましたね。 うん、イエスと言わせるのは大変でしたけど。 で、崖のふちは※○■を△※◇で売ったりはしないんですけど。 交渉は頑張りましたよ、頑張りました。 それで今日やっとね対戦に漕ぎ着けたという事になります。 はい、よろしくお願いします、よろしくお願いします。 あと、皆さん何か質問ありますか? 大丈夫ですか、大丈夫ですね。 結構、この崖のふちプロレスの相手を選ぶのは全部自分がマッチメイクとか構成とかやってるんですけど。 結構大変なんです、自分が出てもらいたいって言っても、やっぱりちょっとそれはみたいな方もいらっしゃる。 で、菊地さんもサスケさんもホントに素晴らしかったのは二人ともすごいノリノリで、もうすごい喜んでくれてたんですね、菊地さんもサスケさんも。 サスケさんは横浜の自分の戦いをきっかけに、みちのくさんでもずっと黒い羽根を付けて。 崖のふちプロレスを踏み台にされたという、感じで。 はい、自分をちょっと踏み台にされてますけど。 まぁそれでも全然大歓迎なわけですね、どんどん崖のふちプロレスを踏み台にして...。 あ、もらった?」 ようやく名刺配布終了! やっとリングインした都。 都「それではここで、恒例となりました人気投票を行いたいと思います。 皆さん、今リング上にいる選手で一番好きな選手の名前を。 ちなみに私の名前はみやこっちです! せーの!」 客席からは当然「みやこっち」と声が挙がるが 都「え、聞こえない? もっと大きな声で、せーの!」 先ほどより大きな声で呼ばれると 都「わぁ、もうみんなありがとう。大好きです。」 途端にニヤケ顔になる都。 こういう所は案外、素直な人である。 都「今日来てくれた人全員、幸せになりますように。 それでは本日出場する全選手を発表したいと思います。 選手入場。」 颯爽と出場選手を呼び込んだ都だったが、リングアナウンサー藤本つかさからアナウンスが。 藤本「松本都以外の全選手は、入場式を拒否しております。」 都「え、ちょっと、ちょっと!? まここ、まここは?拒否? あ、ちょっと、良い度胸してますねって感じですけど...。 これ、入場式拒否? あ、分かりました。 はい、じゃあですね。 あ、全然自分へっちゃらなんで、ここで恒例となりましたエアーサインボール投げを行いたいと思います。 皆さん私の思いをですね、しっかりキャッチしてくださいね。 アリーナ席行きますよ、よいしょ!」 一部の客からの「バルコ!」コールに応えて、バルコニーにまで届かせた。
インターナショナルリボンタッグ選手権 さくらえみ、真琴vsみなみ飛香、りほ 飛香&りほはPERSONZ「FUTURE STAR」に乗って登場! 我闘姑娘とは切っても切れず、後の希月あおい入場曲「Future Star」の元ネタでもある曲。 アイスリボン誕生以前から続く4人の歴史を感じさせる曲だ。 王者組がリング下に姿を現すと、りほが場外プランチャ。 すぐに飛香も続いて、まずは奇襲攻撃に成功。 リングに戻すと飛香&りほがダブルのはりきりキック。 りほがアームブリーカー、飛香がボディスラムを決め、フットスタンプ。 フライングメイヤーで投げてボディシザースへ。 プランチャで切り返した真琴はさくらにチェンジ。 ヘアホイップからコーナーへ振ると、飛香もプランチャで切り返して足四の字固め。 足をうまく取れずに「短けぇよ!」と憤るが、2度目で成功。 捕まったさくらは真琴にヘルプを求めるも「自分で帰ってこい」と突き放された。 自力でエスケープすると、逆水平で反撃するさくら。 飛香もエルボーを返すが徐々に劣勢に。 さくらは逆片エビ固めで痛めつけ、ボディスラム、ダブルアームバックブリーカー。 さらに逆エビ固めでダメージを与える。 コーナーへ振られた飛香は三角飛び式はりきりキックで逆転。 りほがタッチを受けてドロップキック連打。 さくらはコーナーへ上がると、追いかけてきたりほをエプロンに落とす。 りほも引きずり下ろして、ガットショット。 そうまとうで顔面をぶち抜いて場外へ転落させる。 飛香が入場ゲート前からダッシュして、はりきりキック。 リングへ戻して、りほがブレーンバスターを狙うもさくらクリア。 だが、りほもブレーンバスターで投げきって、マウントエルボー連打。 さくらが反転してやり返すが、りほはアームバーで切り返し。 さくら慌ててエスケープ。 ロープへ飛ぶと真琴がエプロンからカット。 りほを救おうと飛香が入れば、これも真琴がカット。 さくらはダブルアームで逆さ吊りにするも、りほは回転エビ固め。 切り返したさくらが逆エビに入るが、飛香がカット。 勢いを利用してりほが丸め込み、カウント2で返されると飛香に繋ぐ。 飛香がスワンダイブ式はりきりキックを放てば、りほもダイビング延髄ニーで援護射撃してダウンさせる。 真琴がカットに入るが、りほもランニングエルボーでお返し。 ダブルのチョップで逆転したさくらは真琴にチェンジ。 りほもタッチをかわして、飛香がはりきりキック。 ミサイルはりきりキックを2連発し、さらにりほが延髄ニー。 四つん這いになった飛香の背中からダイビングフットスタンプを落とすと、飛香もボディプレスで追撃してカバー。 ニュートラルコーナーへ上った飛香を真琴が追いかけるが、りほが引き剥がして青コーナーへセット。 すると、飛香はfromコーナーtoコーナー式のはりきりキック。 リング中央にセットしてスカイダイビングプレスを投下するが、ここはさくらがカット。 再びボディスラムに行く飛香だったが、真琴はDDTで切り返し。 コーナーには飛香が振り返すも、突進をかわした真琴がコーナートップへ乗せてボディ蹴り。 ネックハンギングボムを決めてカバーするも、カウント2。 一気にスピアーへ行った真琴に対し、飛香がカウンターのはりきりキック。 おもむろにブロックバスターでブリッジを描くが、ここは真琴が自力で肩を上げる。 りほがチェンジして顔面蹴り連発。 バックに回った真琴はマットに投げ捨てて、W・W・ニー。 だが、りほは回避すると真琴のボディにキック。 お株を奪うW・W・ニーを繰り出し、スクールボーイでフォール。 返されるとさくらえび固めに捕らえるが、さくらがカット。 真琴はブレイジングチョップで反撃。 今度こそW・W・ニーを炸裂させてカバーに入るが、カウント2。 続くダブルアームスープレックスホールドでも決まらず。 スクールボーイで流れを切ったりほは、延髄ニー。 しかし、コーナーへ向かったところをさくらが襲撃。 真琴が丸め込みに行き、返されるとブレイジングクラッチ。 キックアウトしたりほはハイキックで逆襲。 くるくるリボンを決め、そうまとうをヒットさせるが、またもさくらがカット。 ならばとダイビングフットスタンプで勝負をかける、りほ。 真琴が回避すると飛香がはりきりキックを放ってダブル。 真琴はダブルのスピアーで迎撃すると、伸びのあるブレイジングキックを叩き込んでカバー。 りほも自力で返すが、真琴がとどめのスピアーを突き刺して3カウント。 同期二人を退け、リボンタッグ初防衛を果たした。 さくらえみ、○真琴vsみなみ飛香、りほ× (15分58秒 スピア→エビ固め) ※第19代王者、初防衛戦に成功 セコンドの藤本が真琴にベルトを手渡すと、肩にかけた真琴とさくらは無言で見つめ合う。 結局、一言も言葉を交わさぬまま勝ち名乗りを受ける両者。 さくらがリングを降りると、りほがマイクを握る。 りほ「真琴さん、今日当たってみて関節技とかすごかったです。 でも、すごいだけじゃダメだと思うんです...。 俯いて涙を流す、りほ。 りほ「すごいだけじゃあ、ダメだと思うんです。 真琴さん、それじゃダメですよ! 自分は後楽園、TAJIRIさんに何を伝えられるかつったら、伝えられる事は1つ。 勝ちたい...!! 自分は絶対に真琴さんのためにも、後楽園満員にして。 そして、真琴さんがこれからお世話になるTAJIRIさんに絶対勝って、真琴さんに恩返しが出来るように頑張ります。 皆さん...、皆さん、日曜日後楽園ホール大会、絶対に来てください。 どうもありがとうございました。」 再びPERSONZ「FUTURE STAR」がかかる中、りほが退場。 コーナーで涙をぬぐっていた真琴は立ち上がると、アイスリボン団体幕の前で深く一礼。 アイスリボン所属として最後となるマットから足を踏み出した。 試合感想 りほと真琴は純粋なアイスリボン同期。 飛香は、彼女のデビュー戦を見た真琴に我闘姑娘の門を叩かせるキッカケを作った選手。 二人とも真琴ヒストリーを遡った時に切っても切れない縁で繋がっている選手だ。 さくら含め、アイスリボン創世記を現在に伝えるこの4人がリング上で並び立つのを見て、言葉にならない万感の思いがあった。 タイトルマッチである以前に、最後の道場マッチでこのカードが組まれた事の方が自分の中では大きくて。 リング上で最後のぶつかり合いを見せる4人の姿を見れるだけで、特別だった。 今回も文句なしの勝利を自らの手でたぐり寄せた真琴はリボンタッグ王者のまま退団することになるのかな? さくらとのタッグはほとんど連携もなく、二人の間にある緊張関係をそのまま反映したようなギクシャクさが残ったままだった...。 それでもベルトを保持したまま旅立ちの日を迎えられる事は、ファンとしては嬉しい。 最後、リングを降りる前に団体幕へ一礼した真琴の姿はこの日の興行のハイライトだった。
インターナショナルリボンタッグ選手権試合 星ハム子、宮城もちvsさくらえみ、真琴 握手を終え、ぶっちゃーずが背を向けたところで真琴が奇襲。 コーナーへ振って、さくらがヒップアタック、真琴が串刺し無気力キック。 リング中央でハム子にブレイジングキックを見舞い、ヘアホイップで投げ捨ててチェンジ。 コーナーへ詰めたさくらは串刺し逆水平連打。 ドロップキック、フェースクラッシャーから吊り天井へ。 リリースするとストンピングを浴びせてロープへ括り付け、真琴がエプロンからチョップ連打。 ブレイクがかかったところでチェンジ。 真琴はボディスラムでコーナー前にセットし、コーナーを使ってダブルニードロップ。 ロープへ振るとハム子がカウンターのショルダーアタックをぶちかまして、もちにタッチ。 もちもショルダーで続き、フライングメイヤーからボディシザース。 もちつき3回を決め、ボディスラムで投げ捨ててハム子に繋ぐ。 ボディスラムで真琴を寝かせたハム子は、ボディプレス3連発を投下してカバー。 もちがタッチすると、二人がかりで踏みつける。 ヘアホイップを見せるもちに対し、真琴は腹肉を掴んだまま前転。 さくらにタッチを求めるが、前にハム子が立ちはだかって阻止する。 もちがハンマーパンチ連打。 ハム子をコーナーへ上がらせ、腹めがけて真琴を叩きつけると、自身もコーナーへ上がってダブル腹ウォッシュ。 精神的ダメージを受けてその場にうずくまる真琴を、ロープ際で踏みつける。 続くコーナー攻撃は真琴がフロントキックで迎撃。 フライングボディアタックを見舞って、さくらにチェンジ。 ドロップキックでもちを吹っ飛ばしたさくら。 カットに来たハム子をカニ挟みで倒してエルボードロップ。 もちにも同様の攻撃を食らわせ、起き上がると強烈な逆水平。 フラフラになりながらも何とかチョップを返す、もち。 さくらも手を緩めず、串刺し逆水平を叩き込む。 対角線へ振ったもちが突っ込んでいくが、さくらかわしてグルグルパンチ。 「さくらえみ、70kg!」を放つも、もちはこれをキャッチ。 ハム子とダブルのヒップトスで投げ、重なり合うようにボディプレスを放ってカバー。 カウント2で返されるとうすDONに行くが、さくらはこれをスカさせて低空クロスボディ。 コーナーへ詰めて逆水平を入れてから再び「さくらえみ、70kg!」を狙う。 すると、もちはコーナートップに寝そべって意表を突き、そこから飛びかかるように腹アタック。 タッチを受けたハム子に対して、さくらはカウンターのトラースキック。 ダブルアームの体勢に入るが、ハム子もリバーススープレックスに切り返す。 ハム子がロープへ飛ぶと、エプロンから真琴がカット。 さくらがダブルアームバックブリーカーを決めて、真琴とダブル。 ショルダーアタックで二人をなぎ倒したハム子は、逆にもちを呼び込んでもちハムバーガーに行くが誤爆。 さくらはチョップ連打でコーナーへ押し込むと、二人まとめて「さくらえみ、70kg!」で圧殺する。 真琴はブレイジングキックを放つも、ハム子は蹴り足をキャッチ。 跳ね飛ばしてからボディスラムを決めてコーナー上へ。 すると、真琴は強引にハム子をコーナートップへ寝かせてボディを蹴り上げる。 一旦距離を取ると、対角線上を駆けて伸びのあるブレイジングキックで追撃。 エルボーで反撃したハム子がロープへ飛ぶと、真琴が追いかけてランニングエルボー。 ハム子もすぐにボディアタックでやり返して応酬に。 リング中央、一瞬止まった二人だったが真琴が躊躇無くアームブリーカー。 腕を蹴り上げてからダブルアームの体勢に入るも、ハム子はクリアしてショートレンジラリアット。 10分経過。 ハム子はバックフリップを決めてカバー。 真琴が返すと、スモウラリアットをぶち込み、スモーピオンデスロックへ。 さくらがカットに入るも、ハム子はラリアットで返り討ち。 改めてスモーピオンに入り「フィーバー」ポーズ。 必死にロープへと這う真琴だったが、あと少しというところでセンターに戻されてしまう。 ここはさくらのカットで救われる。 もちがタッチを受け、ぶっちゃーずのダブルオクラホマスタンピード。 真琴はカバーをブリッジで返すが、もちがコーナーへ振ってショルダーアタック。 さくらがカットインすると、真琴がもちを肩車。 さくらがコーナー上からフェースクラッシャーを決め、四つん這いになったもちに真琴がボディ蹴り。 W・W・ニーを食らわせてカバーするがカウント2。 ジャーマンを狙う真琴だったが、もちはクラッチを外してうすDON。 素早く腹アタックを食らわせると、ハム子がリングに入ってもちハムバーガー3連発。 もう一度うすDONを決め、今度はハム子がダイビングボディプレス。 もちがフロッグスプラッシュを投下してフォールするが、さくらがカット。 うずくまったまま動けない真琴だったが、ぶっちゃーずが雪崩式メタボリックサンドを狙うとストラタスフィアーで放り投げて逆転。 ダイビングサマーソルトドロップを投下してカバーするがカウント2。 ここで距離を置いてスピアーを狙うが、もちがカウンターのもっちりバディシザース。 さくらがカットに入る。 15分経過。 ぶっちゃーずはさくらにダブルインパクト。 さらに、もちがメタボリックサンドを決めてKOし、ハム子が場外へと転がす。 真琴はブレイジングクラッチで丸め込むが、カウント2。 ぶっちゃーずがダブルのクローズラインを放ってロープへ飛ぶ。 すると、真琴は二人まとめてスピアー。 もちにジャーマンスープレックスホールドを決めるが、カウント2。 ならばと、もう一度もちにスピアーを食らわせて3カウント! リボンタッグ王座史に2度目の名前を刻み込んだ。 星ハム子、×宮城もちvsさくらえみ、真琴○ (16分43秒 スピアー→片エビ固め) 試合感想 真琴がアイスリボンのベルトを巻くのはICEx60王座から陥落して以来、約1年10ヶ月ぶり。 遺恨清算せぬままにさくらとタッグを組む事には違和感もあった。 けど、アイスリボンを離れる前に再び王者としての姿を見れたのは純粋に嬉しい。 何度もベルトに届かず、人一倍悔しい思いをしてきた歴史があるだけに、ファンとして喜びも数倍だ。 重量級のぶっちゃーずをまとめてなぎ倒したスピアーも説得力があって良かった。 "最後のお願い・その1"から真琴自身がたぐり寄せたタッグベルトだと思います。 本当におめでとう!! 一方、ぶっちゃーず側に立ってみれば、あれだけ苦労して取り戻したベルトをわずか1週間で手放すという悪夢のような王座戦だった事だろう。 ただリボンタッグという冠が無くても、らぶりーぶっちゃーずは今やアイスリボンを代表するタッグチーム。 元々イロモノ的な扱いだった二人が、茨の道を進む事で本物のタッグ屋になっている。 途中辛酸をなめる事があっても、このまま進み続ければ実力もファンの支持も得られる素晴らしいタッグになれると思います。 二人ともめげずに頑張って。
初代SMASHディーバ王座決定トーナメント準決勝 セリーナvs真琴 場内にはまず真琴のSMASH移籍、そしてディーバトーナメントへの意気込みを語るVTRが流れる。 真琴が先にリングイン。 続いて入場ゲートへ姿を現したセリーナは微笑を浮かべながら、花道をゆっくり進む。 ゴングが鳴ると、まずはしっかり握手をかわす両者。 SMASH移籍を後押しするように、客席から「真琴!」コールが湧き上がった。 ロックアップからセリーナがフルネルソン。 真琴も振りほどいて腕を取り、グラウンドへ。 チキンウィングに切り返したセリーナは腕を痛めつけると、両肩を強引につけさせてフォール。 あわや3カウントというタイミングだったが、真琴も間一髪キックアウト。 余裕の表情を浮かべるセリーナ。 再び向かい合い、今度は腕を取りながら押さえ込み。 真琴も切り返してハンマーロック~ヘッドロックに入るが、セリーナはフォールで距離を取らせる。 リング中央、セリーナが右手を差し出して力比べへ。 両手首を返して捻りあげるセリーナ。 真琴がエスケープすると押さえ込みに行き、返されたところでアームホイップ2連発。 もう一度がっちりと上から押さえるがカウント2。 防戦一方の真琴だったが、寝かされた状態から両足で蹴り上げて反撃。 先ほどのお返しとばかりアームホイップ連発を見せて、ダブルアームの体勢。 だが、セリーナはそのままコーナーへ突っ込んで押し潰す。 対角線上へ振られた真琴はフロントキックで反撃。 フライングボディアタックを見舞い、続けてダイビングサマーソルトドロップを敢行するが、これはかわされて自爆してしまう。 セリーナは四つん這いになった真琴の上で跳ねて腰を痛めつけ、押さえ込み。 返されると腰にニーを落として悲鳴を上げさせ、さらにエルボーを一撃入れてフォール。 真琴が肩を上げると、バックドロップを決めてフォールに行くが、これもカウント2。 セリーナがハンマーホイップでコーナーへ投げつけると、腰を押さえてうずくまる真琴。 引き起こしたセリーナはリング中央で寝かせて、顔面にニードロップ。 さらにサーフボードストレッチで痛めつける。 ここは凌ぎきって、反転しながら立ち上がる真琴。 両腕を掴んだまま投げ飛ばしてペースチェンジ。 コーナーへ振られると、突っ込んできたセリーナをコーナートップへ乗せてボディ蹴りで逆襲。 ブレイジングキックでダウンさせる。 セリーナはスクールボーイで流れを切り、再びバックドロップの体勢。 真琴は潰してダブルアームを狙うも、セリーナがリバーススープレックスに切り返してフォール。 これをブリッジで抜け出した真琴はボディを蹴り上げて反撃。 サマーソルトドロップ、W・W・ニーと畳みかけてカバーに行くがカウント2。 ロープへ飛んだ真琴はラリアットを避けてクロスボディ。 セリーナはしゃがんでかわすと、真琴を両肩に担ぎ上げてからストマックバスター。 満を持してスピアーを狙うセリーナに対し、真琴はジリジリとコーナーまで後退。 突っ込んできたところで身を翻してコーナーへ激突させると、逆にスピアーを敢行。 セリーナを吹っ飛ばして、そのまま押さえ込むが惜しくもカウント2。 真琴がロープへ飛ぶと、セリーナは追いかけるようにダッシュ。 リング中央で逆襲のスピアーを突き刺して、勝負あり。 スピアー対決を制し、SMASHディーバ王座トーナメント決勝へと駒を進めた。 ○セリーナvs真琴× (13分10秒 スピアー→片エビ固め) 真琴は倒れたまま起き上がれず。 セコンドに肩を借りながら引き揚げた。 試合感想 移籍の節目で迎えた大一番。 アイスリボンからSMASHへ、ここが試金石と言える一戦。 そういう意味では、結果以上に内容が問われる試合だったのではないかと思う。 振り返れば相手の試合運びの巧さとパワーに押される場面が多かった。 セリーナという壁に真っ向からぶつかった事で、現状では足りていない部分もはっきり浮き彫りとなった。 一方で、今年1月の対戦時よりもしっかりと相手を見据えながら戦えるようになり、肉体的にも精神的にもタフになってきているのが感じられた。 まだ爆発するには至ってないけれど、環境の変化と成長は少しずつリング上に現れ始めてきていると思う。 トーナメントに勝ち進んで最高の船出、とは行かなかったものの、這い上がっていく姿を見せてこそのサクセスストーリー。 いきなり「真琴」コールで迎えられたのはファンとしても嬉しかった。 より具体的に夢への第一歩を踏み出した真琴が、新たなホームリング・SMASHでどんな成長を見せていくのか。 その過程を、多くの人に見て欲しい。 真琴売店ショット 試合直後はダメージが大きそうに見えたけれど、売店では元気だったので一安心。 恐らくこれが、アイスリボン所属として他団体に出る最後の売店なのでしょう。 アメリカで販売していたロングヘアバージョンのポートレートも並び、売店には長蛇の列が出来ていた。 アフターパーティーにて SMASHと言えば大会後の恒例なのがアフターパーティー。 ということで、移籍を控えた真琴も今回から正式参加という形かな。 騒々しいくらいの賑わいに戸惑っている様子もあったけど、グラスを手に客席を回りながらSMASHファンの方々と笑顔で交流していた。 ただお酒が飲めないのに、オレンジジュースに勝手にワインを入れられたと、ちょっと困ってました...。 自分もSMASHの選手やSUNAHOリングアナとお話をさせて頂き、皆さん今回の移籍を歓迎してくださっているのが嬉しい。 大原はじめ選手からはSMASHがどんな理念や考えでイベントを作っているのか、オープンに色々と聞かせて頂けて、とても面白かった。 真琴にとっても、自分のやりたい事を伸び伸びやれる良い環境だと感じます。 マコちゃん、新天地で夢を描こう! そしてSMASHの皆さん、これからよろしくお願いします。
ICEx60選手権 藤本つかさvs真琴 ICEx60創設者の真琴が約1年半ぶりに挑む選手権試合。 ベルト返還式が行われ、しっかりと握手をかわす。 ゴングと同時にダッシュした真琴は鋭い無気力キックを放ってカバー。 返されると叫び声を上げながら藤本の顔を何度もマットに叩きつけ、ストンピング。 真琴がロープへ飛ぶと、藤本はカウンターのドロップキック。 先ほどのお返しで顔面をマットに叩きつけ、顔面蹴り。 さらにヘアホイップで投げ捨てる。 アームドラッグで流れを戻した真琴は裏十字。 エスケープされると首投げから袈裟固めへ。 藤本が2度目のトライでヘッドシザースに切り返すと、真琴は首を抜いて脱出。 マウントエルボー連打からダブルチョップを振り下ろす。 すると、藤本も負けじと反転して全く同じ攻撃。 真琴がしたから腕を取りに行けば、上から潰してフォール。 キックアウトした真琴はハンマーパンチ。 コーナーへ叩きつけて対角線上へホイップし、串刺し無気力キック。 藤本はエプロンへ出ると、ロープ越しのスピアーをかわしてボディ蹴り。 コーナーに上がるが、ここは真琴が振り落として自らコーナー上へ。 すると、藤本もドロップキックで撃墜。 場外へ転落した真琴にコーナー最上段から場外プランチャを繰り出す。 藤本に起こされた真琴だったが、客席へ投げ込んで椅子で一撃。 場外マットへ寝かせて、ショートレンジW・W・ニー。 エプロンへ叩きつけてからリングインする。 藤本のリングインを待ち構え、ボディ蹴り3連発で悶絶させる。 5分経過。 W・W・ニーをかわした藤本はキックを返して、リバーススープレックス。 ボディスラムで寝かせ、フットスタンプ投下。 藤本が起こすと、真琴はブレイジングチョップを見舞ってコーナー上へ。 ビーナスシュートでカットに行く藤本だったが、真琴はかわしてフライングボディアタックを放ち、カバー。 カウント2で返した藤本はエルボーを入れてロープへ飛び、カサドーラ。 カニ挟みでロープへ打ち付け、背中めがけてドロップキック。 フェースロックで締め上げる。 長時間捕まった真琴だが、ロープへ足をかけてエスケープ。 藤本はコーナーへ叩きつけてから突進するが、珍しくお見合い状態に。 対角線上へ振り直してもう一度突っ込むと、今度は真琴がロープへ乗せてボディ蹴り3連発。 三角飛びプランチャで切り返した藤本はサッカーボールキック。 延髄斬りを挟んでからビーナスシュートを繰り出すが、これは真琴が回避。 起き上がりざまにショルダーアタックを見舞い、W・W・ニーを投下してカバー。 返されると強烈なジャーマンスープレックスホールドを決めるが、これもカウント2。 藤本を起こした真琴はヘッドバット。 ボディスラムでコーナー前にセットしてダイビングサマーソルトドロップを投下するが、これでもフォールは奪えない。 ならばと距離を取ってスピアーを繰り出すが、藤本はカウンターのドロップキックで反撃。 ダブルダウンのまま、10分経過。 客席から手拍子が起きる中、膝立ちで起きた両者はエルボー合戦。 立ち上がると、藤本が連打で押してロープへ飛ぶ。 真琴は追いかけてランニングエルボーを放つも、藤本もお返しの一発。 真琴がロープへ飛ぶと、交差するようにドロップキックを見舞ってダウンさせる。 藤本がミサイルキックで追撃すると、真琴は絶叫しながら起き上がり無気力キック。 起き上がったところを丸め込むがカウント2。 ビーナスクラッチで流れを戻した藤本はサッカーボールキック連打。 喉元あたりにPKを叩き込んでカバーするがカウント2。 ならばとドロップキックを繰り出してカバーに行く藤本。 これを真琴が返すと、ロープへ飛んでツカドーラ。 押さえには行かず、そのままコーナーを駆け上がってビーナスシュートが炸裂すると、真琴返せず3カウントを聞いた。 ○藤本つかさvs真琴× (12分32秒 ビーナスシュート→片エビ固め) ※第11代王者は7度目の防衛に成功 勝ち名乗りを受けた藤本は、うずくまる真琴に両手で握手を求める。 しばらくうなだれたままの真琴だったが、手を取るとお互いに深々と頭を下げた。 試合感想 素直に悔しいと思う敗戦だった。 ベルト創設者とはいえ、真琴のICEx60王座在籍期間は約1ヶ月半と短いものだった。 王座挑戦そのものも1年半ぶり、そして奇しくも当時敗れた相手が藤本。 だからこそファンとしては、今回こそリベンジしては成長を証明すると共に、久々にベルトを巻く姿を見たかった。 真琴と藤本はこれで12度目のシングルマッチ。 通算戦績は今回の試合結果をもって、6勝6敗の五分。 しかし、この1年では4戦中1勝3敗。 藤本がそれだけ強く、器の大きい選手になってるのは試合を観て、肌で感じてる。 現在の彼女は本当に穴が無い、盤石のチャンピオンに思える。 それでも、真琴ファンとしては差が開いたと思われたまま終わらせたくない。 そのためにも、藤本にはこの先年齢を重ねても現役を続けていって欲しい。 何年先になるかは分からないけど、スケールアップした二人のシングルが観れる事を願ってます。 その時こそリベンジする時だと思って。 でも、最後にまるで気持ちを確かめ合うように感情を籠めた戦いをしてくれた藤本には感謝。 ICEx60をよろしくお願いします。
藤本つかさ、志田光vsさくらえみ、真琴 まずはさくらのテーマが流れる中、後から現れた真琴は前日に続いて旧コスチューム。 藤本がリングインするとコールに「ボンビーガール」と付け加えられ、客席からも「ボンビー」コール。 握手をかわすと、真琴に苦手と宣言された志田は正面切って睨みつける。 その志田と真琴が先発で試合開始。 手四つからの力比べは真琴がやや優勢となるが、押し込もうとしたところで藤本がカット。 志田がコーナーへ振って串刺しニー、さらに藤本と合体ドロップキック。 続けてボディスラム2連発から踏みつけフォールに出ると、真琴は1で肩を上げる。 ストンピングを落とした志田は、ロープ際で踏みつけ。 ブレイクがかかると自軍コーナーへ叩きつけて藤本にチェンジ。 藤本がヘアホイップへ行くと、真琴も「ふざけんな!」とお返しのヘアホイップ。 顔面蹴りを見舞い、ハンマーパンチを落として、コーナーへ引き込みながらさくらにタッチ。 さくらは藤本をロープへ振ってドロップキック。 ヘアホイップで投げてから、「何がボンビーだ!」とダブルアームバックブリーカー。 続くボディスラムは藤本がこらえて投げ返し、サッカーボールキックを放って志田にチェンジ。。 志田が顔面蹴りを放つが、さくらはカニ挟みで倒しておてんばダッシュ。 吊り天井で持ち上げ、「真琴、やっちゃえ!」と呼び込んで攻撃させる。 チョップ一発で引き上げた真琴を「もっと、もっと」と煽るさくら。 真琴ももう一度チョップを入れ、ロープを持ちながら踏みつける。 さくらがリリースすると、志田はロープへ振って払い腰。 コーナーに叩きつけて藤本と二人で顔面踏みつけ。 ブレイクがかかり、藤本がタッチ。 さくらのドロップキックをスカして強烈なお返しの一撃を見舞うと、その威力にさくらも目を見開く。 藤本がダブルチョップ、さくらがチョップの応酬。 隙を突いてサミングに出たさくらは、藤本の腕に噛みつきながら真琴に繋ぐ。 真琴はコーナーでストンピングを浴びせ、ホイップ。 絶叫しながら串刺し無気力キックを突き刺し、リング中央でボディスラム。 逆エビの体勢から足を固めると、藤本は髪を掴んで抵抗する。 ロープへ這う藤本を、エプロンから妨害しようとするさくら。 藤本がエスケープすると、その手を踏みつける。 タッチを受けたさくらは逆水平を入れて、「さくらえみ、70kg!」。 藤本はカニ挟みで切り返して、背中にドロップキック。 ロープへ飛んだところでさくらがトラースキックで反撃。 だが、藤本もすぐにドロップキックを返してペースを握らせない。 さくらがコーナーへ振ると、藤本は三角飛びプランチャ。 これを自爆させたさくら、ボディを蹴り上げる。 立ち上がった藤本がエルボー連打からランニングエルボー。 コンプリートショットで逆転したさくらは真琴にダブルを要請。 ダブルブレーンバスターを決めて、さくらが羽交い締めに。 そこへ真琴が向かうと、藤本は両足キックで迎撃。 勢いを利用してさくらを回転エビ固めで丸め込むがカウント2。 コーナーへ振ると、志田が串刺しニーでアシスト。 藤本がミサイルキックを決めてカバー。 カウント2で返されると、サッカーボールキック連打。 PKをフェイントにして低空ドロップキックで撃ち抜く。 志田がチェンジしてカナディアンを狙うが、真琴がカット。 「何だ、オラ!」と真琴を睨みつける志田。 「出てこいよ、どうした!?」と挑発すると、真琴が入ってエルボー。 さくらとダブルのブレーンバスターを狙うが、志田は一人で投げ返す。 藤本と合体フットスタンプを決めた志田。 さくらをコーナーへ乗せて雪崩式ブレーンバスター狙い。 真琴がカットに行き、さくらがマットに投げ捨ててミサイルキック。 志田もすぐにネックブリーカードロップでやり返す。 ロープへ飛んだ志田がニーを繰り出すと、さくらキャッチ。 回転エビ固めで切り返す志田だったが、さくらは下から腕を取ってストラングルホールドγのような形に。 そこから丸め込みに入るがカウント2。 10分経過。 真琴がチェンジしてダブルアームの体勢。 振り払った志田はニーを連打。 エルボーを放てば真琴も打ち返して、二人同時にロープへ飛ぶ。 ブレイジングキックでダウンさせた真琴は続けざまにもう一発。 サマーソルトドロップで追撃してカバーに行くがカウント2。 ロープへ飛ぶと、志田がガットショットで止めてSTOの体勢。 こらえる真琴を強引に叩きつけてブレーンバスターを狙うが、真琴もDDTで切り返す。 一本背負いで逆転した志田が腕十字に行くと、さくらがカット。 志田はブレーンバスターを決めてカバー。 カウント2で返されると、藤本とファンタスティックフリップを決めてチェンジ。 延髄斬りを放つ藤本だったが、真琴かわしてマットに落ちたところへボディ蹴り。 すぐさまW・W・ニーを投下してカバー。 肩を上げた藤本はコーナーへ振り返して突っ込むも、真琴はコーナーへ乗せてボディを蹴り上げる。 コーナー上から追撃を狙う真琴。 志田が追いついて止め、藤本がビーナスシュートでカット。 志田の雪崩式ブレーンバスターから、スリーカウント+PKの合体攻撃が炸裂。 だが、ここは真琴が自力で返す。 マッスルビーナスはさらにダブルミサイルキックを決めてフォールを狙うも、カウント2。 ならばとビーナスシュートで仕留めにかかる藤本。 これをかわした真琴はダブルアームスープレックスホールド。 カウント2で返されるとロープへ飛ぶが、藤本はビーナスクラッチに捕らえてフォール。 真琴がキックアウトしたところで、残り時間1分。 藤本はドロップキックを突き刺してカバーするが、さくらがカット。 エルボーを放つ藤本に対し、真琴も蹴り返してエルボー合戦。 素早くバックを取り、強烈なジャーマンスープレックスホールドを決めるも志田がカット。 すると一旦距離を取った真琴は、藤本の起き上がりざまにスピアー一閃。 そのまま押さえ込んでICEx60王者からピンフォールを奪い、前哨戦を制した。 ×藤本つかさ、志田光vsさくらえみ、真琴○ (14分45秒 スピアー→片エビ固め) さくらと共に勝ち名乗りを受けた真琴。 リングを降りる前に振り返って一礼してから花道へ。 その様子を志田がジッと睨み付ける。 マッスルビーナスは二人で客席に礼をして、引き揚げた。 試合感想 真琴が衝撃のアイスリボン退団を発表してから一夜。 アイスリボントップ3人の中に入った事で、あらためて現在の真琴が浮かび上がってくる試合だった。 相手の技をきっちり受け続けながら、自らは持ち技を乱発せず、少ない手数でフィニッシュに持って行く。 他の3人とは、はっきりと試合のリズムや組み立て方が異なっていたように感じた。 ただ、個人的にはさくらとのタッグには違和感がある。 試合中も目立ったコンビネーションや意思疎通は無く、同じコーナーに立っていても、何かギクシャクして見える。 この移籍に至るまでに2人の間には単なる師弟関係という以上の因縁があったはず。 それを思えば、真琴にとってさくらは組むべき相手ではなく、アイスリボン所属の内に越えるべき壁ではないかと思う。
米山香織、みなみ飛香vs藤本つかさ、真琴 試合前、真琴はCHIKARAプロレスの会場で配られていたアメリカ国旗を手にアピール。 レフェリーは荒い鷲。 先発は米山と真琴。 バックの取り合いから腕の取り合い。 米山はロープを掴みながらくるりと前転して外すが、真琴はヘッドロック。 距離を取って見合い、両者チェンジ。 藤本がヘッドロックを仕掛けると、飛香はロープへ振ってリープフロッグ。 アームドラッグを決めれば、藤本もすぐに投げ返す。 リング中央、高く右手を上げる飛香。 その手を取ろうとする藤本の背後から米山が襲撃してダブル。 だが、真琴もリングインして藤本とダブルの無気力キックを見舞う。 同時にボディスラムを決めた藤本&真琴はコーナーへ上がって「I LOVE アメリカ!」とアピール。 しかし、米山組へ落とされて場外に転落。 米山はカメラに向けて真琴の顔面を変形させると、藤本とまとめて逆水平。 本部席の帯広まで呼び込んで、3人で19発のチョップ。 帯広が久しぶりに「19時は女子プロレス!」と叫ぶ。 リングに戻した米山組は藤本にダブルはりきりキック。 踏みつけながら「I LOVE ジャパン!」とアピール。 飛香がキャメルクラッチの体勢でフェースロックを仕掛ける。 リリースしたところで米山がチェンジして、ヘアホイップ。 藤本も負けじとやり返してボディスラム狙い。 こらえられると、コーナーへ引き込みながら真琴にタッチ。 真琴はロープの反動で倒すが、米山もすぐにやり返してフロントキックで逆襲。 飛香がタッチを受けて真琴の頭を蹴り飛ばし、ボディスラム。 フットスタンプを見舞い、カメラに向けてアピール。 さらにボディプレスを落として、米山に繋ぐ。 米山は上半身がコブラツイスト、足が卍固めの形となるX固め。 リリースしたところを替わった飛香が蹴りつけていくが、真琴も無気力キックを返して藤本にチェンジ。 カニ挟みで飛香をロープへぶつけた藤本は、背後からドロップキック。 リバーススープレックスでマットに叩きつけてから、コーナーへホイップ。 だが、飛香はコーナーへと駆け上がり、振り向きざまにはりきりキックで反撃する。 替わった米山がジャンピングエルボーを放ち、リング中央でボディスラム。 デスロックに固め、藤本がロープへ手をかけると飛香にチェンジ。 飛香が逆エビ固めに入れば、米山も加勢して髪を引っ張る。 エスケープした藤本は三角飛びプランチャで切り返し、真琴にタッチ。 真琴はミサイルキック2連発で続いてフォール。 ブリッジで返されるとボディスラムの体勢。 米山がこらえるが、藤本のアシストを受けて投げきり、サマーソルトドロップ。 しかし、米山は切り返しで押さえ込んでペースチェンジ。 飛香とタッチをかわす。 フライングボディアタックを放った飛香は、カトクン・ヒカリーで真琴を翻弄してはりきりキック。 続くボディプレスからのカバーは真琴がブリッジで抜け出してクロスボディ。 カバーをブリッジで抜けようとする飛香をスクールボーイで足止め。 さらに丸め込みに行くが、カウント2。 真琴がロープへ飛ぶと、飛香は交差するようにロープへ飛んではりきりキック。 米山がタッチを受けてジャーマンを狙うが、真琴は肘打ちで払って阻止。 しかし、米山もジャンピングニーを決めて「行くぞ!」とアピールする。 エルボーの打ち合いから真琴がロープへ飛ぶが、米山追いかけてジャンピングエルボー。 コルバタでコーナーへ振って突っ込むも、真琴はコーナートップへ乗せてボディ蹴り。 リング中央、DDTでダウンさせ、ボディ蹴りからW・W・ニーと畳みかけてカバーするがカウント2。 藤本がチェンジすると、米山の腕を取りながらコーナーを駆け上がり、ハリケーンラナ。 サッカーボールキック連打からPKを放つも、米山かわしてスクールボーイ。 返されると横十字で押さえ込むが、藤本も切り返して押さえ込みの応酬。 エビ固めをキックアウトした米山はダブルリストアームサルトを決めてチェンジ。 飛香は起き上がりざまにミサイルはりきりキック。 藤本がロープへ飛べば、交差して強烈なはりきりキックをもう一撃。 だが、藤本も素早いカサドーラで逆転。 押さえには行かず正面からサッカーボールキックを叩き込んでカバーするが、カウント2。 真琴がフライングボディアタック、藤本がミサイルキックを見舞ってフォールを狙うが米山がカット。 続くファンタスティックフリップを決めるも、ここは飛香が自力で返してカウント2。 ならばとビーナスシュートを仕掛けた藤本だったが空振り。 飛香はボディスラムでセットしてコーナー上へ。 真琴が追いかけるが米山に払われ、飛香がダイビングフットスタンプ。 これは回避されると、串刺しはりきりキック~はりきりキック。 カニ挟みで隙を作った藤本はフェースロックに捕獲。 場外では、椅子が並べてある所へ真琴が米山を叩きつけて足止め。 飛香がロープへ逃げると、藤本は強烈な串刺しドロップキック。 続けてリング中央でもう一発見舞ってカバーするが、米山のカットに阻まれる。 藤本がコーナーへ上がると、米山&飛香が追いついて阻止。 米山の雪崩式ダブルリスト、飛香のスカイダイビングプレスと決まるが、間一髪で真琴がカット。 なおも仕掛け続ける米山組。 延髄ニーから飛香がブロックバスターホールド。 しかし、ここでも真琴が滑り込む。 ロープへ飛んだ飛香を藤本がビーナスクラッチ。 キックアウトされるとサッカーボールキックからPKを叩き込んでカバーに行くが、今度は米山がカット。 飛香がブレーンバスターからカバーへ入ると、藤本は首固めで切り返し。 さらにスクールボーイで丸め込むがカウント2。 飛香は再びブロックバスターホールドを決めるが、ホールドされたまま引きずってエスケープ。 時間切れのゴングが鳴らされ、熱戦は時間切れ引き分けとなった。 米山香織、△みなみ飛香vs藤本つかさ△、真琴 (時間切れ引き分け) インタビュー GEN「はい、アメリカ帰り、CHIKARAプロ帰りのお二人さん。ねぇ。」 藤本「あー、悔しいですね!」 GEN「あの残念ながら勝敗は付かなかったんだけれども、いやぁ4人が4人とも動きっぱなしでした。」 藤本「いやぁ、アメリカから帰国して1発目の試合だったので。しかもタッグじゃないですか。 だからもう何て言うんですかね、発揮したかったですよね、勝って。力を。」 GEN「あの、2人は向こうで組んだこともあるのかな?」 藤本「いえ、戦ってました。」 GEN「ずっと戦ってたのか、そうか。 あのファンタスティックフリップは向こうで使った技じゃ無いわけだね、別に。」 藤本「そうですね。 あの、向こうでフィラデルフィアだったんですけれども、ロッキーの映画の撮影現場に行ってきたんですよ。 で、さっきロッキーポーズをしたんですけども、伝わったんですかね?」 GEN「ロッキーポーズだったのか、あれは?」
Showcasing the Stars of Ice Ribbon 真琴vs藤本つかさ 大会の第1試合をかざる事となった2人。 まずは真琴が入場ゲートから姿を現し、コールを受けるとアメリカのファンからも紙テープが。 藤本のコール時にも多くの紙テープが投げられた。 試合開始。 天井に引っかかった紙テープを取ろうと藤本がジャンプするが届かず。 真琴もチャレンジしてみるが、やはり失敗。 すると、藤本はコーナートップから飛んで見事キャッチ成功。 本格的に当たる前から客席を盛り上げる。 正面から向かい合うと、まずは真琴がロープの反動でダウンさせる。 藤本はカウンターのドロップキック連打でお返し。 キャメルクラッチの体勢でフェースロックを決めながら、アメリカのファンに向けてアピール。 カウンターのブレイジングキックで逆転した真琴。 藤本を一度起こしてアームホイップから裏十字。 エスケープした藤本はコーナーへ振るが、突っ込むと真琴が最上段へのせてボディへのキック。 客席からどよめき上がる中、反対コーナーヘ振ると今度は藤本がコーナープランチャで切り返し。 先ほど以上に大きな歓声があがる。 藤本がコーナートップから追撃を狙うが、真琴は振り落として対角線のコーナー上ヘ。 だが、息を吹き返した藤本がドロップキックで撃墜。 場外に落ちた真琴を追いかけて場外プランチャで追撃する。 リングへ戻った藤本は珍しいアピール付のブレーンバスター。 カバーに入ると真琴がブリッジで抜け出してショルダータックル。 サマーソルトドロップを投下してカバーに行くが、カウント2。 真琴は藤本を起こしてカベルナリアに捕らえるが、ここは藤本がエスケープ。 延髄斬りでやり返してカサドーラで丸め込むもカウント2。 真琴がロープへ飛ぶも、藤本はいなしてロープに衝突させ619。 すぐにジャックナイフで丸め込むが、カウント2止まり。 ならばと再びドロップキックを繰り出す藤本だったが、真琴が払い落として阻止。 起こそうとすると藤本が延髄斬りを放つも、真琴はこれも回避。 四つん這いになった藤本の腹を思いきり蹴り上げてダウンさせ、W・W・ニーを投下してカバー。 カウント2で返されるとダブルアームスープレックスホールドを決めるが、3カウントには届かない。 立ち上がった藤本がエルボーを放てば、真琴もやり返して打ち合いに。 大きく振りかぶって打ち合う2人だったが、藤本はブロックして隙を作りドロップキック。 サッカーボールキック連打からPKを叩き込んでカバーするが、カウント2。 コーナートップへ上がった藤本は、真琴の起き上がりざまにミサイルキックを浴びせてカバー。 これを返されるとビーナスシュートを炸裂させて勝負あり。 全米初のアイスリボン提供試合は藤本が制し、ICEx60チャンピオンとしての面目躍如した。 ×真琴vs藤本つかさ○ (7分7秒 ビーナスシュート) 勝利を飾った藤本がコーナーに上がってアピールすると、客席から"TSUKASA"コール。 敗れた真琴にも温かい拍手が送られ、ゲート付近で握手を求めるファンに快く応じながら全米第2戦を終えた。 試合感想 アメプロの聖地の1つである旧ECW Arena。 満員に埋め尽くされたファンが今か今かと試合を心待ちにする渇望感に満ちた空間。 オープニングから最高潮に期待感が高まったアメリカのプロレスフリークをアイスリボンの二人が熱狂させた! まさに"Showcase"というタイトル通りの試合は、短い中でもそれぞれのエッセンスがしっかり詰まっていたと思う。 真琴がキックを叩き込む度、藤本がハイフライを見せる度、湧き上がる歓声。 1つ技を繰り出す度に起きる大歓声を受けて、真琴も藤本も闘いながら自然と笑みがこぼれていたのが印象的だった。 選手にとっても団体にとっても新たな歴史の記念碑となるこの試合を、歴史ある空間で味わえた。 それだけでアメリカ遠征の苦労も吹っ飛ぶエキサイティングな体験でした。 アイスリボン売店 アイスリボンブースには前日以上に多くのファンが詰めかけ、写真撮影やサインに忙しく応じていた。 2ショットを載せるのは主義じゃないけど、売店での1ショットがミスしていたので今回はこれを。 ボードは今回のアメリカ遠征用に作ったもの。 でも試合中は写真撮影で手が塞がっていたりして、結局きちんと出せなかったのが心残り...。 この日もらったサインには「真琴史上最高の日」とコメントが添えてあった。 ファン時代から知っていただろう旧ECW Arena、そこで試合が出来ることが心から嬉しかったんだろう。 真琴の描く夢の軌跡を見届けたい一心で走り続けて、辿り着いたフィラデルフィア。 自分もこんな日が来るなんて数年前は夢にも思わなかったなぁ。 でも、これは真琴がアメリカンプロレスのメインストリームに辿り着くための第一歩。 アメリカに来て、彼女の目指す世界の大きさを肌で感じた。 だからこそ、その夢を叶える過程にとことん付き合いたい。 今回得た経験を糧に、世界進出のスピードを加速させていけることを願ってます。 2日間のアメリカ遠征、本当にお疲れ様でした! そして素敵な経験をさせてくれて、ありがとう。
A 6-Woman Tag Match Mima Shimoda,Portia Perez,Tsukasa Fujimoto vs Sara Del Rey,Daizee Haze,Makoto まずは真琴とBDKの二人(Sara&Daizee)が共に入場ゲートに姿を現す。 Perez、藤本、下田はそれぞれのテーマ曲で1人ずつ入場、下田が登場すると客席からひときわ大きな歓声が。 その下田は試合前からSaraに激しくつっかかる。 真琴×藤本が先陣を切って全米デビューとなる試合の先発を務める形でスタート。 真琴がショルダータックル2連発で先制し、ヘッドロック。 ロープへ振られるともう一度ショルダーでダウンさせるが、藤本もアームドラッグで切り返し。 ガットショットを入れた真琴はロープの反動で吹っ飛ばし、膝立ちの藤本へタックル。 藤本が素早いカサドーラで丸め込むと、客席から驚きの声が上がる。 両者チェンジして、下田とSaraが対峙。 左手を上げて誘う下田。 Saraがこれに応じたところでDaizeeがカットインしてコルバタで投げ捨てる。 Daizeeが下がるとニラミ合いを繰り広げる。 チョップ、キックを入れた下田がロープへ飛ぶと、Saraはアームホイップ。 下田も投げ返すが、Saraに圧倒的な馬力で突き飛ばされると場外に出て距離を取りながら挑発する。 下田はリングへ戻りながら、Portiaにタッチ。 するとSaraもコーナーヘ引き込んでDaizeeとチェンジ。 Daizeeは独特な形の丸め込みに行くが、Portiaが切り返してフォール。 キックアウトしたDaizeeはアームロック。 タッチを受けたSaraがアームブリーカー2連発。 Saraの腕に狙いを定めたBDKはクイックタッチしながら痛めつける。 真琴がチェンジすると、Portiaは両手で顔面を掴みコーナーへ押し込む。 そのまま仰け反るまで身を乗り出し、耳に噛み付くという凶行に。 藤本&下田もダブルのクローズラインで続き、交互にヘアホイップ。 ここはSaraがカットに入る。 ロープの反動で真琴を倒した下田は起き上がりざまに顔面蹴りを放ち、藤本とチェンジ。 藤本はドロップキック2連発。 続いてキャメルクラッチに捕らえた真琴の顔面を、下田が蹴り飛ばす。 ローンバトルが続く真琴をPortiaがさらにいたぶってから、藤本にタッチ。 藤本はボディスラムで投げ、サッカーボールキック。 さらに下田が蹴り付けてからレッグロックで固め、藤本とダブルでニークラッシャー。 一方的に攻められてダメージの深い真琴を、Portiaがフォール。 真琴はブレーンバスターでようやく逆襲。 コーナーヘ戻ろうとするとPortiaが足を引っ張って阻止するが、これも振り切ってDaizeeにタッチ。 立て続けにブレーンバスターを決めたDaizee、最後はPortiaの上へ体重差のあるSaraをブレーンバスターで投げてチェンジ。 Saraは豪快なバックドロップを決めてカバーに入るが、下田がカット。 低空ドロップキックで流れを変えたPoritiaはDDT。 膝立ちのSaraに低空ドロップキックを浴びせる。 藤本がタッチしてミサイルキックを放つが、続く回転エビ固めはSaraに潰される。 キックアウトした藤本はコルバタ。 619で追撃を試みるも、目測を誤って空振り気味に。 Saraはコーナーヘホイップしてあびせ蹴り。 落差のあるパワーボムでマットに叩き付けてカバー。 カウント2で返されると真琴につなぐ。 サマーソルトドロップを落とした真琴はカベルナリア。 耐え切った藤本はエルボー連打で反撃。 ロープへ振るとドロップキックを浴びせてカバーするが、真琴はブリッジで脱出。 藤本をコーナートップへ乗せて、ボディを蹴り上げる。 対角線へ振られた藤本がコーナープランチャで逆転。 サッカーボールキック連打からPKを叩き込んで、下田とチェンジ。 下田はジャーマンで投げ、顔面蹴り。 コーナーへ上がると真琴が髪を掴んで投げ落とし、自らがコーナーからダイブ。 ここは下田が足を立ててカット。 真琴が回転エビ固めに行くが、下田も切り返してフォール。 キックアウトした真琴は無気力キックで逆襲。 ダブルアームスープレックスを決め、W・W・ニーを2連発すると客席から驚きの声。 カバーをカウント2で返されるとDaizeeにタッチ。 Daizeeは四つん這いの下田にキック連発し、ジャーマン。 下田はフロントキックを返すが、Daizeeも反撃。 ダウンした下田に倒立から体重を浴びせる。 コーナーへ上がると下田が息を吹き返して落としにかかるが、DaizeeはスイングDDT。 立ち上がった下田がDaizeeにヒジ打ち。 Saraがカットインするも追い払われ、藤本がDaizeeにミサイルキックを放って下田をアシスト。 Daizeeをコーナーへ乗せた下田はデスレイクドライブを決めて、マット中央でフォール。 これをDaizeeが返せず、3カウントが入った。 ○Mima Shimoda,Portia Perez,Tsukasa Fujimoto vs Sara Del Rey,Daizee Haze×,Makoto (デスレイクドライブ→体固め) 試合感想 真琴にとって待望の全米デビュー戦。 ローンバトルを強いられた時間もあったけれど、終盤に見せたラッシュで客席からよい反応。 特にW・W・ニーを繰り出した時のどよめきが一際大きかった。 日本でも地方興行では毎回反応が良い技の1つ。 名前通り、世界に通用する技というのが証明されたと思うので今後も磨いていって欲しい。 藤本はミスもあったけれど、落ち着いてアメリカでの試合を楽しんでいる様子が伺えた。 彼女のオリジナルムーブは出なかったものの、PKやコーナープランチャといった技でも反応があった。 本領発揮すれば、もっと客席を湧かせる事が出来ると思う。 初顔合わせの多い6人タッグという事もあって、試合全体を通して各選手とも持ち味をフルに出せたという感じではなかったかな。 ただ、この試合に限らずCHIKARAファンの盛り上がりは素晴らしかった。 言葉や人種が違っても、プロレスリングを通して一緒に盛り上がれるというのは心からスゴいことだと思う。 そして自分にとっては何より、真琴に取って今後のキャリアでポイントとなる全米デビュー戦、そしてアイスリボンの海外初進出をこの目で確かめられた事がエキサイティングでした。
真琴vsエイプリル・デイヴィッズ 両者ボディチェックを済ませて握手を促されると、エイプリルがバックドロップで奇襲。 慌てて試合開始のゴングが鳴らされる。 真琴はエルボーを返してロープに飛ぶが、エイプリルは追いかけてスライディングしながら足を引いて場外へ。 顔面をエプロンに叩きつけ、エプロン上からリング下の真琴にドロップキックを見舞って吹っ飛ばす。 先にリングへ戻ったエイプリルは、正座しながら腕組みして余裕の表情。 真琴がリングインするとニーを連打して払い腰。 袈裟固めで締め上げられた真琴は苦しみながらエスケープ。 エイプリルは首投げから腕に足をかけて極める。 自ら外すと腕に頭をピタリとくっつけながら倒立してニードロップの体勢。 これは前に倒れてしまい「ダメ」と苦笑い。 マウントを取ったエイプリルが羽根折りのような形で締め上げると、真琴は再びエスケープ。 エイプリルが顔面を張り飛ばしストンピング。 張り手を返した真琴はコーナープランチャで切り返し。 対角線へ振って「行くぞ、ノースピリットキック!」と無気力キック。 だが、エイプリルもコーナーから振り向きざまの一撃で逆転。 真琴の顔面を何度もマットに叩きつけ、ストンピング連打。 「イクゾ!」とアピールしてコーナーへ上がるが、真琴も息を吹き返してエルボー。 首投げで落とした真琴がコーナーに上がるも、エイプリルもやり返して再びコーナー上へ。 真琴は無気力キックで撃ち落とし、フライングボディアタックを決めてカバー。 返されるとW・W・ニーを決めてカバーするが、これもカウント2。 5分経過。 ダブルアームを狙う真琴だったが、エイプリルはリバーススープレックスで切り返し。 「オワリ!」とバックを取ってジャーマンを狙うも、真琴はロープブレイク。 逆にバックを取り返してジャーマンに行こうとするが、振り切られる。 ブレイジングキックを炸裂させてカバーに行く真琴。 カウント2で返されるとダブルアームスープレックスホールドを決めるが、これも2止まり。 ならばと距離を置いてからスピアーで突っ込む。 だが、エイプリルにキャッチされてフロントネックロックに捕まり、エスケープ。 残り時間3分。 「オワリマショウ」とアピールしたエイプリルはロコモーション式ジャーマンを決めてホールド。 真琴がキックアウトすると、2人で激しく顔面を張り合って相打ちに。 手拍子が湧き起こる中、カウント7で先に立ったエイプリルが串刺しスピアー。 顔を張り飛ばし、エルボー、ニーと力任せに打撃を繰り出す。 真琴も膝立ちになりながらエルボーを返すが、残り1分を切ったところで胴締めスリーパーに捕まってしまう。 30秒近くスリーパーに捕まりながらも耐える真琴。 すると、エイプリルは両脇に足を差し込みながらアゴを持ってさらに締め上げる。 しかし真琴もギブアップだけはせず、結局そのままの状態で時間切れとなった。 △真琴vsエイプリル・デイヴィッズ△ (時間切れ引き分け) 試合感想 終始エイプリルのペースで進んだ試合。 特に終盤は真琴がほとんど反撃出来なかったため、ほろ苦い内容に...。 真琴自身がパワーアップしたとはいえ、まだ外国人選手の持つ馬力には押され気味で、その点でも課題があった。 この対戦経験を活かして、アメリカ遠征、セリーナ戦を制するためのヒントが見つかればいいと思う。 一方、エイプリルはグラウンド技術にプロレス的な器用さも併せ持った、優れた選手だという事をあらためて感じた。
真琴vs成宮真希 組み合うと真琴がガットショットで距離を取り、ロープへ振ってクロスボディ。 成宮もエルボーを返してロープに飛ぶが、真琴は寝そべって往復させ、アームホイップ。 起き上がりざまにショルダータックルで突っ込んでダウンさせ、フライングメイヤー3連発。 ボディシザースに入ると、成宮は開脚しながら上半身を前に倒して脱出してカンパーナへ。 リリースした成宮はコーナーへ振って、意表を突くクローズライン。 公平な立場のはずのレフェリー・さくらから「やっちゃえ、やっちゃえ!」と思わず本音(?)が漏れる。 回転袈裟切りチョップを狙う成宮だったが、真琴はフロントキックで迎撃。 コーナーへ叩きつけてフライングメイヤー。 髪を掴んで「デビュー5周年!」とアピール。 さくらは「だから?」と冷たく受け流す。 成宮が下から顔面を蹴り上げて突き放すも、真琴はコーナー上から強引に引き込み、タランチュラ。 反則カウントを取られて一旦場外に降り立ち、再びコーナーへ上がると「5周年スペシャルキック!」を叩き込んでカバーするがカウント2。 立ち上がった成宮は袈裟斬りチョップで反撃。 真琴もダブルチョップを返すが、成宮に連打を食らってたまらず仰け反る。 成宮はコーナーへ振って「真琴!」と叫びながら回転袈裟斬りチョップ。 ここは回避した真琴がダブルチョップをお返しするも、成宮はもう一度回転袈裟斬りチョップ。 さらにセカンドロープから飛び上がって脳天チョップを振り下ろし、ギロチンドロップを放ってカバー。 カウント2で返されるとアルゼンチンを狙うも、真琴クリアしてエルボー。 サマーソルトドロップで追撃するがカウント2。 今度はカベルナリアに捕らえて締め上げ、完全に捕まった成宮は嗚咽を漏らす。 リリースした真琴はコーナーへ叩きつけてから対角線上へホイップ。 すると、コーナートップに上がってキックを返す成宮。 スクールボーイで丸め込むがカウント2。 真琴はコーナーへ振り、強烈な串刺し無気力キック。 ブレーンバスターで投げて押さえ込むもカウント2。 5分経過。 真琴がロープへ飛ぶと、成宮は開脚しながらしゃがみこんで攻撃をかわし、足を取ってエビ固め。 これを返されると脳天チョップを叩き込んで、アルゼンチンバックブリーカー。 マットに下ろし、後頭部をギロチンで刈り取ってフォールに行くがカウント2止まり。 真琴はチョップをキャッチしてDDTで逆転。 四つん這いになった成宮のボディを蹴り上げて押さえ込むがカウント2。 ならばとW・W・ニーを投下してカバーに入り、返されると距離を取ってコーナー前へ。 成宮の起き上がりざまにスピアーを突き刺して吹っ飛ばし、3カウント。 復帰以来続くスピアーでの勝ち星をまた一つ積み上げた。 ○真琴vs成宮真希× (6分22秒 スピアー→体固め) 試合感想 完全に真琴のワンサイドゲーム。 「5周年スペシャルキック!」とアピールする余裕もあるほど、成宮を捌きながら面白いように持ち技を繰り出していた。 スピアーを初めて自分と同じくらいの背丈がある選手に決めて吹っ飛ばしたのも、良かった。 W・W・ニー→スピアーという流れは現状では一番美しいフィニッシュへの持って行き方じゃないかと思う。 一方、成宮は迷路の中へ迷い込んだまま、どっちに進めばいいのか分からないまま試合をしているように見える。 ある程度出来上がった型通りの動きに光る部分はあるものの、そこから外れた応用が利かないというか...。 ここ数試合を観ていても、とにかく元気がない。 もっとバカになって、弾けたところを見せてもらいたい。
IW19選手権 都宮ちいvs真琴 両者ボディチェックを済ませると真琴が中央に歩み出て手を差し出す。 ちいはコーナー前から一歩も動かずに握手を拒否した。 ゴングが鳴ると同時にちいがダッシュしてドロップキック連打。 さらにコーナーへ座らせて、顔面をドロップキックで打ち抜く。 ちいを場外へ落とした真琴は、エプロンから無気力キックで追撃。 ここでリング下から取り出した踏み切り板を使ったハイジャンプ無気力キック。 本部席前で自らがプリントされたポールを手にし、ちいの首に引っかけながらカベルナリアで締め上げる。 ちいは真琴を捕まえて本部席になだれ込み、ゴングに頭を押しつけて木槌で一撃。 リングサイドでダウンさせると、真琴の腹に思い切りイスを振り下ろしてそのまま被せるようにセット。 続けてエプロンからフットスタンプを投下して、悶絶させる。 コーナーへ上がったちい。 真琴のリングインを待ってミサイルキックを放ちカバー。 返されると串刺しドロップキックを繰り出し、エルボーをかわしてダブルチョップ。 コーナーへ振ろうとした真琴は投げ返されながらも、フロントキックで迎撃。 ちいをロープへ括り付けてタランチュラを繰り出す。 5分経過。 再びちいをロープに括り付けた真琴。 今度はぶら下がり式首4の字へ。 ブレイクがかかり、フライングボディアタックを見舞ってカバー。 ちいがカウント2で返すと、真琴はDDT。 グロッギーのちいを引き起こして2発、3発と連続で決めてカバーするがカウント2。 距離を取るとシャイニングウィザードを叩き込むも、カウント2止まり。 下から手を引いたちいは、リング中央でハラグロックへ。 充分に痛めつけてから腕を足で極めたままトラブルクラッチに移行。 真琴もロープ際まで自力で這っていくが、ちいはセンターへ戻して逆エビ固め。 さらにSTFと、多彩なグラウンドで体力を削り取る。 ようやくエスケープした真琴に、ちいはコーナー2段からフットスタンプ。 すぐに起き上がれないのを見てレフェリーにダウンカウントを要請。 真琴が立ち上がってエルボーを返すと、激しい打ち合いを繰り広げる。 10分経過。 ちいがクローズラインを放てば、真琴もカウンターのダブルチョップでダウンさせてカバー。 返されるとショルダータックルを連続でぶちかましてフォールに行くが、カウント2。 すると、首4の字に捕らえながら両腕も引っぱって締め上げ、エスケープされても反則カウントギリギリまで離さない。 攻勢を続ける真琴。 フェースバスターで叩きつけ、四つん這いになったちいのどてっ腹にキック。 すぐにW・W・ニーを投下してカバー。 ちいが肩を上げるとフロントネックロックに捕獲。 髪を掴んで抵抗するちいだったが、真琴にグラウンドへ引き込まれてエスケープ。 真琴は投げ捨てジャーマンでぶん投げると、距離を取ってスピアーの構え。 だが、突っ込んでいったところへちいがカウンターのアックスボンバーを合わせて両者ダウン。 先に息を吹き返したちいは、腕を取りながらヘッドシザース。 喉元に足を食い込ませながらグイグイ締めていく。 15分経過。 ちいはマウントエルボーを振り下ろしてカバー。 返されるとロープへ飛んでランニングエルボーを放つが、真琴もすぐに無気力キックで逆襲。 ボディスラムでセットし、サマーソルトドロップを投下してカバーするもカウント2。 真琴がダブルアームの体勢に入ると、必死に腰を落としてこらえるちい。 ここはロープへ足をかけてブレイク。 真琴は力強いボディスラムを決め、続けて持ち上げるが今度はちいが着地。 コーナーへ押し込み、しゃがんで足元を掬ってからスクールボーイ。 キックアウトした真琴は、ロープへ飛んだちいを持ち上げてネックハンギングボム。 「終わりだ!」と宣言してダブルアームスープレックスホールドを決めるも、カウント2。 残り時間1分。 再びスピアーを狙う真琴だったが、ちいはスッと足をかけて転ばせ、佐野クラッチ。 返されると自ら起こして雄叫びを上げ、ウラカン・ラナで丸め込むがカウント2。 ならばとボディブローを入れてジャングルクラッチで丸め込むが、真琴が切り返して押さえ込む。 返されると、真琴は上から押さえ込むがカウント2。 ちいもキックアウトしてカサドーラで丸め込むが、3には届かず。 時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされ、IW19公式ルールに則って王者が2度目の防衛を果たした。 △都宮ちいvs真琴△ (時間切れ引き分け) ※第3代王者が2度目の防衛に成功 (試合後インタビューは都合により、カット) 試合感想 5月に端を欲して以来、2ヶ月近くに渡って繰り広げられた真琴とちいの因縁。 もつれにもつれた感情が、さらに激しく絡み合うようにヒリヒリした緊迫感ある戦い。 鬼気迫る表情でぶつかる二人は、ベルトよりもお互いの首を取る事に執念を燃やしているようにも見えた。 時間が進むにつれて、ちいがどんどん疲労していくのが分かった。 元からのフィジカル差に加えて基本スペックをアップさせた真琴の技でダメージが蓄積し、丸め込みを仕掛けてもペースを握り返すところまでは持って行けない。 3カウントこそ許さずに粘り強さは見せたものの、もうワンステップ上に行くために乗り越えなければいけない壁は乗り越えられなかった。 ベルト返上には賛否両論あるだろうど、その壁をハッキリと自覚してより上を目指そうとするちいの覚悟と潔さが感じられたので、悪印象は一切なかった。 真琴はリング復帰して初めて10分以上の試合という事もあり、一皮剥けた姿を改めて見せる内容だった。 現時点で感じるのは技術・体力のパワーアップ以上に、間の取り方や立ち振る舞いの変化。 レスラーとしてもタフさと、より激しい情念を感じさせるようになってきたと思う。 一方、まだ未完成な部分も多く残っている。 例えば、この試合では決める事が出来なかったスピアー。 絶対的にフィニッシュへと高めていくためには、技の繋ぎ方も含めてまだ研究が必要そう。 試合中の引き出しは自然と広がっているので、新しく身に着けた事とこれまでの経験をどう昇華させていくのかも課題になっていきそう。 ただ技術・体力面もまだまだ発展途上だと思うし、スピアーの実戦経験を積むのもこれから。 先にある可能性を考えると、色々と楽しみだ。
リボン高梨、都宮ちいvs趙雲子龍、真琴 後から入場したちいは真琴の前に歩み出し、ふてぶてしく睨みつける。 ボディチェックが終わると、二人は当然握手を交わす素振りもない。 先発は高梨と真琴。 高梨が先にバックを取るが、真琴も切って取り返す。 リストとの取り合いから真琴が足を引っ張って倒し、膝裏にストンピング。 下から掬って形勢逆転する高梨。 リストを取るが、真琴切り返してヘッドロック。 高梨がコブラツイストに捕らえてロープへ振ると、真琴はショルダーアタックでダウンさせる。 ここで、ちいがタッチを受けて真琴の前に踏み出すが、真琴はいなすかのように趙雲とチェンジ。 趙雲がバックの取り合いを制して押さえ込み。 1で返したちいは足を引っかけて転ばせ、尻を思い切り蹴飛ばす。 さらに助走をつけてもう一発蹴る、ちい。 コーナーへ振られた趙雲は高く飛び上がって背後に回るが、冷静に見ていたちいはまたもや尻にキック。 スリーパーでエスケープを奪うと、高梨の膝に顔面を打ち付けてチェンジ。 高梨は串刺し逆水平を入れ、ハンマーパンチ、ストンピング。 チンロックに固めると、趙雲は頭を蹴り飛ばして脱出。 再び逆水平を放つ高梨、趙雲の腕をロープへ括り付けてから思い切り一撃。 趙雲はロープへ振られたところでソバット~ジャンピング片足キックと反撃し、真琴にタッチ。 高梨の顔面を踏みつける真琴。 フライングメイヤーから袈裟固め。 高梨は両肩を付けさせて脱出を試みるが、真琴は逃がさずヘッドロック。 髪を捕まれても負けじとやり返す。 さらに高梨の顔面をトップロープへこすりつけ、ラフに攻める真琴。 投げ捨ててコーナー2段目からのミサイルキックを食らわせ、カバー。 カウント2で返されると趙雲に繋ぐ。 5分経過。 趙雲が高梨の背中を張り飛ばし、炸裂音が場内に響き渡る。 へたり込みながらコーナーを背負う高梨に、趙雲はダブルチョップ。 対角線上へ振るが、高梨もフロントキックで迎撃してコーナー2段目からのミサイルキック。 自軍コーナーへと振り返るが、タッチをかわす前に真琴がちいをカットして阻止。 高梨はダブルのクローズラインを切り、突っ込んできた趙雲の足を払ってドロップキックの誤爆を誘う。 ちいがタッチして、タッチ権のない真琴にハンマーパンチ連打。 レフェリーに止められると、趙雲にもボディーブローを叩き込んでロープへ飛ぶ。 ソバットを返した趙雲はセカンドロープからのフットスタンプ、619で反撃。 ここで真琴が身を乗り出してタッチを求める。 チェンジした真琴は思い切りハンマーパンチを振り下ろし、ダブルアームの体勢。 ちいはこらえてエルボーを返し、ランニングエルボーでダウンさせてカバー。 高梨がタッチを受けてナックル連打。 予告付のぐるぐるパンチはかわされるも、ロープへ押し込んで真琴の延髄にジャンピングニー。 リング中央に戻し、溜めを作ってからネックブリーカードロップを決める。 ブレーンバスターを狙う高梨だったが、真琴は粘ってクリア。 張り手を返してロープに飛ぶと、高梨がトラースキック。 真琴も無気力キックで逆襲。 ブレーンバスターで投げてカバーするが、ちいのカットに阻まれる。 高梨をコーナーへ乗せた真琴だったが、逆に押さえられたところをちいがスクールボーイ。 すると、趙雲が二人を踏み台にして高梨にキック。 真琴はスピアーを狙うが、高梨は見切ってコブラツイストに捕獲。 ちいも趙雲をハラグロックで捕らえてアシストする。 真琴が耐えきると、高梨は自ら外してコーナーへホイップ。 ちいがバックエルボー、高梨がジャンピングニーとトレイン攻撃。 さらにちいが真琴を押さえ、側頭部に高梨が片足キックを叩き込む。 10分経過。 ちいのダイビングフットスタンプから高梨がカバーに入るが、趙雲がカット。 チェンジしたちいが真琴を羽交い締めにして、高梨がトラースキックを放つも案の定誤爆。 趙雲がチャイニーズゴリースペシャルに捕らえ、真琴がフェースバスターを合わせる。 続いてコーナーへ振り、まずは趙雲がカンフーキック。 真琴がダブルアームスープレックスで投げたところに、趙雲のチャイニーズボムズアウェイ。 さらに真琴のW・W・ニーが決まるが、ここは高梨がカット。 高梨が真琴にトラースキックを入れれば、趙雲がカンフーキックでカット。 真琴も無気力キックで高梨を追い払い、スピアーの体勢へ。 だが、ちいがうつぶせに倒れたまま起き上がらないため、なかなか技に行く事が出来ない。 焦れた真琴が起こしにかかるが、ちいは待ってましたとばかりにボディーブローを入れて首固め。 カウント2で返されるとウラカン・ラナで丸め込むも、趙雲がカット。 ロープからカサドーラで飛びつくと、真琴がフェースバスターに切り返し。 「行くぞ!」とアピールしてスピアーを放つが、ちいはとっさに高梨を身代わりに。 誤爆させた隙に、佐野クラッチで真琴を丸め込む。 カウント2でキックアウトした真琴は、お返しの無気力キック。 今度こそ完全に孤立したちいに、渾身のスピアーを決めて3カウント。 復帰戦に続き、前哨戦を2連勝で飾った。 リボン高梨、×都宮ちいvs趙雲子龍、真琴○ (12分46秒 スピア→体固め) ダメージが深く、3つ入った瞬間から天を仰いだままのちい。 真琴&趙雲が退場しても起き上がれず、高梨が声をかけて起こす。 しかし、ちいは高梨を払いのけて一人でバックステージへと姿を消した。 試合感想 対立を深める真琴とちいの感情が、試合前からヒリヒリとリング上を焦げ付かせていた。 序盤からカットに入るだけで、互いへの憎しみが溢れ出さんばかりの一触即発状態。 真琴の欠場前から続く遺恨はIW19王座戦を前に、いよいよ最高潮を迎えている。 感情剥き出しの戦いの中でも、罠を張る余裕のあるちいは恐ろしい。 ただフィジカルで押された末に、余裕を失うのがちいの典型的な負けパターン。 試合後にスピアーのダメージで起き上がれなかったのを見ても、真琴の勝機は充分にある。 1ヶ月間、ひたすらに打ち込んだ練習で得た事を開花させるチャンス。 結果に繋げられるよう、自分を信じて掴み取ってほしい。 ちいのペースにはまらず、どこまで冷静でいられるかが勝負の分かれ目になりそう。 個人的には、現在の真琴の戦い方を磨いていくなら、もっとがっしりした選手と対戦していく方が良いと思う。 IW19王座奪取で、ちいとの因縁には一区切りを付けて欲しいというのが正直な気持ち。 22日、まだ新生・真琴を見た事ない視聴者に成長を示しながら、久々のベルト戴冠に期待しています。
アイスリボン名物!?6人タッグイリミネーションマッチ さくらえみ、真琴、つくしvsりほ、藤本つかさ、志田光 3カウント、ギブアップに加え、OTRで選手が退場するイリミネーションルール。 最後に人数が多く残ったチームの勝利となる。 まずはさくら、真琴、つくしが入場。 後からリングインしたりほ、藤本、志田は握手時に奇襲をかけて試合開始。 さくら組をまとめてコーナーへ振り、りほがジャンピングニー。 マッスルビーナスが合体ミサイルキックを狙うも、久々だったためか打点は低め。 標的をさくらに絞った3人。 藤本&志田がヒップトスで投げに行くが、さくらは逆に投げ返して阻止。 だが、りほ組も直後に3人がかりのドロップキックで反撃。 さくらを捕らえてアピールする。 さくらはクロスボディを返して逆襲し、りほと一騎打ちに。 エルボー連打で押したりほが顔面蹴り。 さらにボディスラムで軽々とさくらを投げて、藤本にチェンジ。 さくらとチョップ合戦を繰り広げ、打ち勝ってみせる藤本。 ヘアホイップで投げに行くが、ここはこらえたさくらがお返し。 ローリング吊り天井を決めて、つくしに繋ぐ。 つくしは藤本と組み合いながら、なりふり構わぬ蹴り合い。 鋭い張り手を叩き込んで動きを止め、パロスペシャル。 真琴がタッチを受け、ロープの反動で藤本を倒してショルダータックル。 藤本はカサドーラで流れを切って、志田に繋ぐ。 ストンピングを落とす志田に対し、真琴も蹴り返してショルダータックル。 志田も倒れずにニーを返すが、真琴はもう一度強烈なショルダーでダウンさせて、さくらにタッチ。 ロープ際、さくらが志田をエプロンに送り出して逆水平連打。 志田もエプロンへと引きずり出して凌ぎ合う。 力ずくで抱え上げる志田だったが、さくらはロープを掴んでリングに生還。 しかし、志田もロープ越しの顔面ニーで動きを止め、リングへ戻ってブレーンバスター。 タッチを受けた藤本がロープへ飛ぶと、さくらはケブラドーラ・コンヒーロで逆転して真琴にチェンジ。 真琴はダブルアームスープレックスホールドを決めるが、カウント2。 ならばとW・W・ニーで追撃してスピアーを狙うも、これは藤本も読んでおりジャンプで回避。 コーナープランチャで切り返す。 6人入り乱れてのブレーンバスター合戦はりほ組が打ち勝つと、藤本&志田が真琴にPK+スリーカウントの合体攻撃。 ここはさくらのカットに救われた真琴だったが、藤本がドロップキックで追撃。 さらに志田とダブルミサイルキックを叩き込むと、真琴返せず3カウント。 最初の退場者となった。 ×真琴(8分51秒 志田と藤本のダブルミサイルキック→エビ固め)藤本つかさ○ つくしがリングインして素早く藤本を丸め込むが、カウント2。 りほにチェンジするとおてんばダッシュで踏みつけて、弓矢固め。 だが、すぐに抜け出したりほはフットスタンプでやり返して、志田にチェンジ。 カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げた志田。 勢いよくリング上を周回するが、つくしはスルリと脱出してスクールボーイ。 キックアウトした志田はどっしり体重を乗せて逆エビ固めに捕獲。 逆片エビ固めへと移行して痛めつけると苦しい表情のつくし。 何とか自力でエスケープしたつくしに、りほ&藤本がダブル619。 志田が豪快なブレーンバスターを決めてカバーに入るが、ここは間一髪さくらがカット。 りほ組は標的をさくらに変えるが、りほのハイキックが志田に誤爆。 すると、つくしが電光石火のハルカゼで志田を丸め込んで3カウント。 ○つくし(9分31秒 ハルカゼ→エビ固め)志田光× 藤本がさくらに強烈な串刺しドロップキック。 着地したところを、つくしが逆さ押さえ込みでフォール。 返されても腕を解かずにローリングしながら執拗にフォールへ行くが、いずれもカウント2。 今度はタイガースープレックスを狙うつくし。 藤本が踏ん張るとひっくり返してコーナーに向かい、スイング式アンプリティアー。 さらに、さくらのトラースキックによるアシストを受け、鮮やかなタイガースープレックスホールドが炸裂。 だが、ここはりほがカットに入る。 つくしが矢のような串刺しドロップキックを放てば、藤本も負けじとカウンターのドロップキック。 コーナートップに上がって追撃を狙うも、つくしにエルボーで撃墜されてエプロンへ着地。 そこへ、さくらが「さくらえみ、70kg!」。 つくしがミサイルキックでとどめを刺し、ICEx60王者をOTRで退場させた。 ○つくし(11分23秒 OTR)藤本つかさ× 1対2と有利な状況になったさくら組。 さくらがりほにダブルアームバックブリーカー、つくしが弓矢固めと攻め立てる。 りほは二人を鉢合わせにさせ、ひっつき虫でまとめてフォール。 返されると素早くダブルのそうまとうをぶちこみ、返す刀でつくしに延髄ニーを決めてカバー。 さくらのカットに合うと、もう一度そうまとうを狙うが、これはつくしが回避。 コーナーポストに衝突したりほを、さくらが「さくらえみ、70kg!」で串刺しに。 コーナー前にりほをセットしたさくらは、ムーンサルトプレスを繰り出すが自爆。 りほがそうまとうを放つと、さくらの顎にクリーンヒット。 続いてつくしをノーザンライトで抱え上げるも、つくしはフロントネックロックに切り返す。 やや動きの止まりかけたりほだったが、それでも強引に投げきって3カウント。 ×つくし(13分21秒 ノーザンライトスープレックスホールド)りほ○ ダウンしたままのさくらに、りほがダイビングフットスタンプ。 カバーに行くと、息を吹き返したさくらがラ・マヒストラル。 りほも押しつぶしてフォールするが、カウント2。 りほがロープへ飛ぶと、さくらはダブルチョップ。 ジャンピングエルボーで反撃したりほはコーナーへ上がり、ハリケーン・ラナ。 続いてくるくるリボンを決めるが、カウント2。 トラースキックで逆転したさくらがコーナーへ上がると、りほも追いかけて揉み合いに。 エルボーをブロックしたさくらがエプロンに突き落とすが、りほも引きずり落とす。 ニーでダウンさせたりほ、そうまとうでとどめを刺しに行くも、さくらは回避して丸め込みへ。 りほはクリアしてリングへ戻り、さくらに顔面蹴り。 エプロンに座り込んださくらにそうまとうを叩き込んで場外に落とし、OTRを成立させた。 ×さくらえみ、真琴、つくしvsりほ○、藤本つかさ、志田光 (14分55秒 OTR) ※一人残りでりほ組勝利 試合後、ノーサイドでメンバーが握手をかわそうとしているにも関わらず、りほに襲いかかるさくら。 客席からのブーイングを浴びながら一人で花道に下がると、残る5人があらためて観客の声援に応えた。 試合感想 今大会の個人的ベストバウト! 6人タッグイリミネーションについて、実況・解説陣からは「アイスリボン名物だっけ?」という声が上がっていたが、確かに6人タッグで好試合を連発していた時期が1年前くらいまであった。 その当時の盛り上がりを彷彿とさせながらも、現在進行形の6選手が見れた試合だった。 そんな中、特に印象に残ったのはつくしのいつまでも止まらぬ勢い。 藤本×つくしの手に汗握るスペクタクルな攻防は、いつ見ても飽きない。 途中でフォールを奪われはしたものの、志田と藤本を退場させた活躍はこの試合のMVPと言っていいと思う。 真琴は残念ながら最初の退場者となったものの、戦うたびに少しずつ新生・真琴としてヴェールを脱いでいくような感覚があって面白い。 自分の体格をうまく活かせるようになってきたのか、例えばW・W・ニーが描く軌道一つとっても受ける印象が以前とは違う。 久々に元気なりほが見れたのも良かった。 最近はつくしの活躍が目覚ましいので、どうしてもりほが影に隠れるような形になってしまう事が多い。 ただ、個人的に二人はタイプが違うレスラーなんじゃないかと考えてる。
真琴vsつくし まずはつくしからリングイン。 続いて、ダンスミュージック調にアレンジされた「君をのせて」に乗って、黒髪ロングの真琴がアイスリボンマットに現れる。 クリーンに握手を交わして、試合開始。 まずはつくしが先にタックルを仕掛けてバックを取り、テイクダウン。 真琴も冷静に対処しながらサイドヘッドロック。 つくしが切り返すと、首の取り合いへ。 身軽さを活かしてうまくポジションを取るつくし。 一方、真琴は立ち上がると腕を持って力ずくで倒し、アームホイップから腕を絞る。 さらにアームブリーカーでつくしの腕を伸ばし、ストンピング。 真琴がボディスラムを狙うと、つくしもおんぶスリーパーで切り返し。 パロスペシャルに捕まる真琴だったが、ロープまで動いてブレイク。 つくしはエルボーを入れてロープへ飛ぶが、真琴がアームホイップで切り返し。 ショルダータックルでなぎ倒し、ハンマーパンチ。 コーナーに叩きつけて顔面を踏みつける。 反対コーナーへ振られたつくしは、振り向きざまのミサイルキック。 真琴を南側ロープへ括り付けると、「行くぞ!」とアピールして腰にドロップキック。 さらにコーナーへ振って鋭い串刺しドロップキックを突き刺す。 リング中央に戻すと、つくしは変形レッグロック。 フェースロックも合わせて締め上げると、真琴は動くことができず苦しい表情。 5分経過。 自らリリースしたつくしは、後頭部にストンピング。 コーナーで真琴の顔面を踏みつける。 続けて反対コーナーへ振ろうとするが、真琴はコーナー上にうつ伏せになるようにつくしをセット。 絶叫しながら思い切りボディを蹴り上げ、フライングメイヤーでマットに落としてアームロック。 つくしがエスケープすると、ニーで追撃する真琴。 バックを取るも、つくしはカニ挟みクラッチで切り返し。 真琴もカサドーラをフェースバスターで撃ち落とし、W・W・ニーを投下してカバーするがカウント2。 ダブルアームの体勢に入る真琴だったが、つくしはコーナーへ潰して張り手。 ジャンピングエルボーを見舞い、コーナートップからミサイルキックを放ってカバー。 真琴が返すと、つくしはタイガースープレックス狙い。 ここは真琴もこらえてダブルアームとタイガーの競り合いに。 アンプリティアーで状況を打開したつくしがハルカゼで丸め込むがカウント2。 ならばとスカイツリーに行くつくしだが、真琴は振り落としてショルダータックル。 一気にスピアーで決めにかかるが、つくしもドロップキックで迎撃して決めさせない。 さらにドロップキック連打で追撃したつくしが、今度はソフトクリーム狙い。 だが、真琴は正面に投げ落とし、「オラァ!」と叫びながらドテッ腹に強烈なキック。 開脚式フェースバスターで叩きつけてカバーに入り、返されると距離を取って、コーナー前で身を屈める。 つくしが起き上がったところでスピアーを一閃して3カウント。 前夜に続き、アイスリボン復帰戦も勝利で飾った。 ○真琴vsつくし× (9分42秒 スピア→体固め) 試合感想 いまアイスで最も勢いある選手の一人であるつくしから白星を挙げるという、良い形での再発進。 試合内容もこの1ヶ月で真琴がどう変わったのか、より具体的な形が見えるものだった。 真琴の戦い方はSMASH練習の影響を自然に受けながら、さらにWWE志向のアメリカンプロレスへ近づいていると思う。 特に序盤~中盤で見せた基礎的な動きの中に、そうした雰囲気があった。 一方、スピーディーな攻防で沸かせるのが得意なつくしとは間が異なるのか、若干リズムが合わないように感じた。 女子プロレスの世界で、SMASH練習で身につけた技術をどう適応し発展させていくか? それを真琴自身の手で見つける事が、アイスマットで求心力を得るために必要な事。 今後、他の選手と当たる中でどんな新しい発見があるのかに、引き続き注目していきたい。
初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦 真琴vs都宮ちい 場内に初音ミクアレンジの「君をのせて」が流れると、花道に黒髪ロング姿の真琴が登場! 青コーナーへ付くと、入念にストレッチしながらちいの入場を待つ。 いつも通り「黒く塗りつぶせ」に乗って現れたちいは、コールと同時に串刺しドロップキックで真琴を急襲した。 コーナーへ詰めて真琴の顔面を踏みにじる、ちい。 ブレイクがかかると起こしてエルボー連打。 アームホイップで流れを変えた真琴は、挨拶代わりに体重の乗ったショルダータックル。 抱え上げてボディスラムを狙うも、ここはちいが着地。 真琴の右足を抱えながら、その場でグルグルと回転。 だが、真琴が倒れないとみるや、グラウンドに引き込んでルベルロック。 さらに両腕を取って固め、真琴がエスケープするとダイビングフットスタンプで追撃してカバー。 カウント2で返した真琴は、ロープに跳んだちいを掬い上げてボディスラム。 その場で雄叫びを上げてからショルダータックル3連発でちいを吹っ飛ばし、開脚式フェースバスターで叩き付けてカバー。 返されるとコーナーへ詰めて、序盤のお返しとばかり顔面を踏みつける。 ちいが真琴の足下を掬って佐野クラッチで押さえると、カウント2.9。 しかし、続くウラカン・ラナは真琴が切り返してフォール。 レフェリーがカウントに入るまでにもたつき、カウント2。 ダブルアームスープレックスを決めるが、これも返される。 ならばと三度ショルダータックルをぶちかます真琴。 ニュートラルコーナー前に陣取って腰を落とし、ちいの起き上がりざまにエッジの遺伝子を受け継いだスピアー一閃。 そのまま押さえ込んで3カウント。 復帰戦を勝利で飾ると共に、トーナメント準決勝へと駒を進めた。 ○真琴vs都宮ちい× (3分59秒 スピアー→片エビ固め) 1ヶ月ぶりに戻ってきたリングへの想いを爆発させるかのように、その場で雄叫びを上げる真琴。 コーナーへ上がると、腰に手を当ててベルト獲りをアピール。 最後まで鋭い気を漲らせながら、リングを後にした。 試合感想 まずびっくりさせられたのは入場曲変更と、黒髪ロングへの大胆なルックス変更。 試合後のコメントを読むと「オリエンタルな雰囲気」を意識したものらしい。 メイクも眉をはっきりと描き、本来の顔立ちもあって、日本人形のような美しさと情念が同居したルックスになった。 ショルダータックルを軸にした事で、真琴のファイトスタイルが少し変わっていた。 ただ思った以上に時間が短く、今回見せた内容はまだまだ変化の全容は出し切っていない感じ。 一番の焦点だったスピアーに関しても小兵のちいが相手という事で、どれほどの威力か伝わりづらい部分があった。 体格的には真琴より劣る選手の多いアイスリボンでスピアーを使っていく課題がここにある。 スピアーでの必勝パターンをいかに築くか? フィニッシュを取るまでの流れも含めて、技の完成度をどんどん高めてほしい。 良い変化を感じた点は2つあって、実はもっとベーシックな部分だった。 まず、体の軸が安定して技がキレイに見えた事。 そして、より激しい感情が表へ出るようになった事。 この2つの相乗効果で、欠場前よりも闘いそのものに一本芯が通ったものになったように感じられた。 最後に見せたベルトへのアピールも、以前の真琴だったら見せなかったようなストレートな表現。 肉体改造だけで無く、レスラーとしての意識や向上心も鍛えられているのだと思う。 新たな物語の始まりを予感させてくれる要素が色々と詰まった復帰戦でした。 売店ショット 休憩中のアイスリボン売店にて。 このコスチューム姿だと、筋肉の付いた部分がよく分かる。 一時封印してたコスを着たという事は、ビルドアップ中の体を人に観てもらいたいという自信の現れなのかも。 とにかく約3週間ぶりで、こうして再び真琴と顔を合わせられたのが嬉しい。 リングを駆ける彼女のひたむきな姿を見届けられる喜びが、自分にとってはかけがえのない感情だと改めて感じる。 マコちゃん、お帰りなさい!
シングル九番勝負 第1戦 都宮ちいvs真琴 真琴が握手を求めるが、ちいはリングサイドのカメラにピースを作って見向きもしない。 ゴングがなると、ちいは真琴の足を持って回転。 ひょいと足をかけて倒し、頭に低空ドロップキックを見舞ってカバー。 真琴が返すとアンクルホールドに捕らえる。 エスケープした真琴は、カウンターの無気力キック。 気迫の籠った串刺し無気力キックを叩き込み、サーフボードストレッチ。 ちいの髪を掴みながら絞り、スリーパーへ。 ちいが引きずりながらロープへ足をかけてエスケープ。 真琴もフライングメイヤーから再びスリーパーで絞め上げる。 エスケープされるとボディスラムを決め、フットスタンプ。 だが、ちいはカウント1でキックアウト。 チョークの状態でちいを引き起こす真琴。 そのままチョークスラムに行くが、ちいは着地してボディブロー。 ジャングルクラッチを狙うも真琴が膝蹴りでクリア。 後頭部に無気力キックを叩き込み、強烈にボディを蹴り上げてカバーするが3カウントならず。 真琴が再びチョークスラムの体勢に入ると、ちいもウラカン・ラナで切り返し。 ここは真琴が潰してフォールするが、カウント2。 ロープへ飛ぶと、ちいが追いかけてクルリと丸め込んで3カウントを奪った。 ○都宮ちいvs真琴× (2分44秒 スモールパッケージホールド) ※都宮(1-0)真琴 試合感想 もっと激しい試合になるかと思えば、ちいの目論見も何も見えないままに呆気なく終了。 こんな守られたチャンピオンとの試合が続くんだったらシングルを九連戦もやる意味なんか無いよ。 真琴にとってはここが正念場の舞台。 一つ一つの試合でどんな結果が出てもすぐに気持ちを切り替えて壁を乗り越えて欲しい。
アイスリボンvs白鳥プロレス 藤本つかさ、真琴vs星薫、ビックデビル まずはアイスリボン組からの登場。 続いて「マッスルガール!」エンディング曲に合わせて白鳥プロレス軍が。 ボディチェックを済ませて握手を促されると、ビックデビルが藤本の頭を押さえつけて挑発した。 先発は藤本と薫。 ゴングと同時に「薫」コールが起き、ロックアップ。 薫が押すと、ビックデビルも加勢してロープ際で押さえつけ、薫が背後からドロップキック。 ボディスラムを連続で決める薫。 3度目でこらえられるとフロントネックロックへ。 続いてブレーンバスターの体勢に入るが、藤本はクリア。 すると、薫は素早くアームドラッグを決めて「よっしゃー!」 ビックデビルとタッチを交わす。 藤本をコーナーに叩き付けたビックデビル。 早速ヒールらしく顔面踏みつけ。 ブレイクすると藤本がお返しのエルボーでぐらつかせ、レッグロック。 険しい表情を浮かべるビックデビルに、薫から「楽しい事考えろ!」とのアドバイスが。 ビックデビルがエスケープすると藤本はコーナーへ上がるが、蹴り落とされて場外戦へ。 「何が藤本つかさちゃんだ!」とエプロンに叩き付けるビックデビル。 堂に入った表情で藤本の顔面を踏みにじり、さらに手すりに括り付けてカメラにアピール。 薫も真琴の腕を痛めつけてアシスト。 さらにビックデビルが藤本を押さえていたところへ、花道から助走を付けてジャンピングニー。 リングへ戻したビックデビルは藤本の顔面をトップロープへこすりつけながら、チェンジ。 薫はランニングエルボーを放ってキャメルクラッチ。 ビックデビルが藤本の顔を踏みにじる。 「行くぞ!」とカナディアンバックブリーカーを狙う薫だったが、藤本は暴れてロープブレイク。 薫がロープへ飛んだところをカニ挟みで倒し、強烈なサッカーボールキック。 ロープへ飛ぶとガットショットを食らうも、カサドーラで丸め込んで反撃。 キックアウトされると真琴にタッチを求めるが、薫が後ろから引っ張ってこれを阻止。 藤本もその場飛びのドロップキックで撃ち抜いて、タッチに成功する。 フライングボディアタックで続いた真琴。 四つん這いになった薫のボディを蹴り上げ、W・W・ニーを決めてカバーするがカウント2。 薫はSTOで逆転し、ブレーンバスターの体勢。 真琴もDDTで切り返してダブルに出るが、薫は二人を鉢合わせに。 まとめてコーナーへ振ると、藤本が三角跳びプランチャで切り返し。 ミサイルキック連弾から真琴が首をかっ切るポーズを作り、ダブルアームスープレックスホールド。 だが、薫にロープブレイクを許してしまう。 薫はブレイジングキックをかわしてランニングエルボー。 滞空式ブレーンバスターを炸裂させ、ビックデビルとチェンジ。 ビックデビルはコーナー2段目から、真琴にフロントキック。 バックを取って持ち上げるにかかるが、ここは真琴が脱出。 フェースクラッシャーを決めてカバーするもカウント2。 ならばとW・W・ニーを放つ真琴だったが、ビックデビルは回避。 薫とダブルのヒップアタックを見舞い、藤本にも一撃。 さらにオリジナルの絞め技で真琴の腕を極めていく。 藤本のカットに合うと、ハイキックを放ってカバーするがカウント2。 ビッグデビルがコーナーへ上がると、藤本が捕らえて足止め。 真琴もエルボーで続き、大声を張り上げながらランニングエルボー。 リング中央でリバーススープレックスに行くが、ビッグデビルも切り返してエビ固めへ。 真琴がロープへ飛ぶと薫がカットし、ビックデビルが再びオリジナルホールドへ。 思い切り腕を極められて苦しい表情の真琴。 藤本がカットに入ったところで時間切れ引き分けのゴングが鳴らされた。 藤本つかさ、△真琴vs星薫、ビックデビル△ (0-0) レフェリーが両軍の手を挙げ、アイスリボン組は沙希に退場。 客席から起こる「白鳥」コールの中、ビックデビル(向日葵)役の赤井沙希さんがマイク。 赤井「今日初めてプロレスデビューして。 ドラマでは結構頑張ったんですけど、こんなに続けてやる事なかったんで。 今日初めての試合で引き分けてすごい、めっちゃ悔しいんですけど。 これからもマッスルガール!とアイスリボンをよろしくお願いします。」 志田「もうドラマは撮影が終わってしまって、みんなに会う事がホントに少なくなったんですけど。こうしてまたプロレスが出来た事が本当に嬉しいです。 ありがとうございました」 薫と向日葵としてデビューした二人は最後に「マッスルガールRAP」を披露。 客席からの手拍子の中、立派なパフォーマンスを見せた。 試合感想 パッと目を引いたのはビッグデビルこと赤井沙希さんの存在感。 174cmという長身と物怖じしない度胸。 3選手と比べると線は明らかに細かったものの、動きには力強さがあった。 もし彼女が本気でプロレスをやったら、という想像を働かせてしまうほど華やかだった。 とは言っても芸能人なので、レスラーのような激しい動きは出来ない。 その点では真琴にも藤本にもやりづらさがあったんじゃないかと察するけど、二人はそれを感じさせなかった。 あくまで真剣に試合に臨む姿勢があったからこそ、単なるエキシビション的なものに終わらない熱戦になったと思います。 相手の出来ること、長所を引き出しながら、藤本はレッグロック、真琴はランニングエルボーで向かって行った時の気迫にレスラーとしての怖さが感じられたのも良かった。
Rayvs真琴 真琴は前回までとは違った旧コスチュームで登場。 負傷箇所が治っていないようで、左腕に包帯が巻かれたまま。 Rayがボディチェックまで済ませると、クリーンに握手を交わす。 ゴングが鳴ると、自分から力比べに誘う真琴。 手を合わせるとRayが押して仰け反らせるが、真琴も押し返してガットショット。 リストの取り合いから、真琴がハンマーロック。 Rayはヘッドロックできつく絞め上げるが、真琴外して倒し、膝裏へストンピング。 足に体重をかけてからトーホールドへ行くも、Rayが切り返してレッグロック。 クロスフェースへと移行して絞め上げる。 真琴は脱出してハンマーロックからヘッドロック。 腕を取ったRayは首投げを見せるが、真琴がヘッドシザース。 Rayは倒立して抜け出し、ヘッドスプリングで起き上がる。 一旦距離を置いてから組み合うと、Rayがバックを取ってマットに投げる。 ハンマーパンチを浴びせ、左腕を蹴りつけると真琴もにらみつけながらエルボーで反撃。 コーナーへ詰めたRayは顔面踏みつけ。 ブレイクがかかると、逆水平を連打するRay。 距離を取ってスペースローリングエルボーを放ち、スタナー。 トップロープ越えのエルボードロップを決めてカバーするが、カウント2。 Rayのチョップに対し、真琴は張り手をフルスイング。 しかし、続くエルボーの打ち合いでは徐々に押され気味に。 ロープへ飛ぶとRayが膝蹴りでカウンター。 コーナーへ振られた真琴はフロントキックで迎撃。 フライングボディアタックで飛びかかる。 Rayは側転で追撃を振り切ると、セカンドロープから振り向きざまに飛びついてアームドラッグ。 低空ドロップキックで側頭部を撃ち抜くが、真琴もすぐに立ち上がってRayの腹部を蹴り上げる。 さらに助走付きで顔面を踏み抜いた真琴。 Rayがコーナーへ上がるとトップロープを蹴り上げて振り落とし、ボディにキックを連発。 W・W・ニーを決めてカバーするがカウント2。 真琴がダブルアームの体勢に入るも、Rayは空中で足をばたつかせて反撃しながらクリア。 スタナーで流れを切ってソバット。 続いてバックを取るが、真琴が切り返してジャーマン。 これはややブリッジが足りず、Rayは首から落ちる形。 真琴が少し様子を見てからカバーに行くが、カウント2。 Rayはお返しのジャーマンを決めて、両者ダウン。 立ち上がると真琴がエルボーを放つが、Rayはソバットで反撃。 続けざまにスピンキックを食らわせてカバー。 カウント2で返した真琴。 反撃をかわしながらブレイジングキックでダウンさせてカバー。 肩を上げたRayはコーナーへ上がった真琴に白鶴。 すると真琴も頭突きでRayに逆襲。 ダイビングサマーソルトドロップで勝負をかけるが、自爆してしまう。 Rayはバックラッシュを決めてフォールに入るも、カウント2。 ならばとボディスラムでコーナー前へ設置して、ムーンサルトプレス。 これも真琴が肩を上げると、今度はコーナーから捻りを加えて飛び、勝負を決めた。 ○Rayvs真琴× (8分57秒 コーナートップからの半ひねりセントーン→片エビ固め) 試合感想 真琴のデビュー2戦目で対戦して以来、約5年ぶりの対決。 Rayが腕攻めに出なかったため、久しぶりにレスリングをする真琴が見れた。 一方で、二人とも器用に戦いすぎて試合の中から感情が見えづらい面もあった。 特に真琴は、もっと強いハングリー精神を感じさせる事が求められると思う。 シンプルな技で試合を組み立てていくスタイルだから、そこから滲み出る感情の激しさで印象が大きく変わる。 誰が相手でも、さくらに見せたのと同じくらいの強い執念を感じさせて欲しい。 その上で体力が伴ってくれば、もっと求心力のある戦いを見せられるはずだ。

